25日、午後、車で外出中に4名の死刑囚に刑が執行されたことをニュースで知りました。
1日のうちに4人を処刑か!
思わず、背中のあたりがぞーっとします。こわい政治だなあ、アベ内閣の性格をよく物語っているな、とあらためて思います。
死刑問題については、以前、次のリレーエントリーでとりあげられました。
第1回: とりあえず
第2回: お玉おばさんでもわかる政治のお話
第3回: とむ丸 第1部、第2部
第4回: 華氏451度
第5回: doll and peace
第6回: 薫のハムニダ日記
第7回: 村野瀬玲奈
その他、以下の方々も。
アルバイシンの丘
美しい季節とは誰にも言わせまい
Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen
死刑廃止を望む被害者遺族の方のブログ
東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」
私が死刑制度を考えるきっかけになったのは、村野瀬玲奈さんに訳していただいた1981年のフランス国民議会におけるロベール・バダンデール演説全文を読んだことです。
それにしても、車に同乗していた夫に、今の法務大臣は誰か? と訊かれて、即座に「長勢!」と答える私って……。
さあ、今日も、日本の民主主義の成熟度を採点してみましょう。
これが最終回です。すべて回答し終わりましたら、ぜひ結果と感想を教えてください。
Ⅴ 市民の自由
44.自由な電子メディアはありますか?
1: はい、自由な電子メディアはあります。
0.5: 多様な電子メディアがありますが、国家規制に従ったメディアが非常に恩恵を受けています。1人か2人の個人オーナーがメディアを支配しています。
0: いいえ、ありません。
45.自由な印刷メディアはありますか?
1: はい、自由な印刷メディアはあります。
0.5: 多様な電子メディアがありますが、国家規制に従ったメディアが非常に恩恵を受けています。全国紙の私的所有の集中度が高いです。
0: いいえ、ありません。
46.表現および異議申し立ての自由はありますか(法的には、暴力の擁護を禁止するような制限は一般に認められている)?
1: はい、表現および異議申し立ての自由はあります。
0.5: 少数派の意見が当局からのなんらかのいやがらせを受けています。名誉毀損法のおかげで、表現の自由に賛成する立場のスクープが非常に制限されています。
0: いいえ、ありません。
47.メディアの報道する範囲が規制されていませんか? 公共問題について、自由で開かれた討論が行われていますか?
1: はい、報道範囲が規制されることはありません。
0.5: 形式的には自由ですが、自己検閲によるもの、あるいは少数派の見方や限られた意見を思いとどまらせることも含めて、意見画一化の度合いが高いです。
0: いいえ、ありません。
48.インターネットへのアクセスに、政治的な制限がありますか?
1: いいえ、政治的な制限はありません。
0.5: 緩やかな制限があります。
0: はい、あります。
49.国民は、専門職の組織や労働組合を自由に結成できますか?
1: はい、専門職の組織や労働組合を自由に結成できます。
0.5: 表向きは自由ですが、いくつかの制限に従わねばなりません。
0: いいえ、できません。
50.政府に対して不満を是正する請願を支障なく行う機会が、制度として保証されていますか?
1: はい、保証されています。
0.5: ある程度まで保証されています。
0: いいえ、ありません。
51.国家によって拷問が使われますか?
1: 拷問は使われません。
0: 拷問が使われています。
52.司法の、政府の影響力からの独立の度合い。
国際法と司法ウォッチングの見解を考える。法廷で、これまで政府や上級官僚の意に反する大きな判決を出したことがありますか?
1: 司法の、政府の影響力からの独立の度合いは高い。
0.5: 中ぐらい。
0: 低い。
53.宗教的寛容と宗教的表現の自由の度合い。
すべての宗教が自由に行われるのを許されていますか、それとも制限されているものがありますか? 礼拝の権利では、公然と、かつ個人として礼拝することが 許されていますか? 法のもとで平等と保護が義務づけられていても、他のものたちから脅されていると感じている宗教団体はありますか?
1: 宗教的寛容と宗教的表現の自由の度合いが高い。
0.5: 中ぐらい
0: 低い
54.国民が、法の下で平等に扱われる度合い。
法に基づく起訴を免れる人たちのことを考える。
1: 国民が、法の下で平等に扱われる度合いは高い。
0.5: 中ぐらい
0: 低い
55.国民には、基本的な安心感はありますか?
1: はい、国民には、基本的な安心感はあります。
0.5: 犯罪が、多くので場面で安心感を危うくするまでに広がっています。
0: いいえ、ありません。
56.私的所有権と個人の事業は、不当な政府の干渉をどの程度まで免れていますか?
1: 私的所有権と個人の事業が不当な政府の干渉を免れている程度は高い。
0.5: 中ぐらい
0: 低い
57.国民は個人としての自由をどの程度まで享受していますか?
1: 国民が個人としての自由を享受する程度は高い。
0.5: 中ぐらい
0: 低い
58.人権を守ることについての国民の受けとめ方。基本的人権はよく守られていると考える人口の割合。
1: 高い
0.5: 中ぐらい
0: 低い
world-values-survey (世界価値観調査)の結果が分かれば、 人権は自分たちの国で尊重されていると考える人の割合をみる。
1: 70%を超える
0.5: 50~70%
0: 50%未満
59.人種、肌の色、信条等をもとにした大きな差別はありません。
1: はい、人種、肌の色、信条等をもとにした大きな差別はありません。
0.5: はい、でも大きな例外があります。
0: いいえ。
60.国民の自由を抑える口実として、政府は新たな危険と脅威をどの程度まで主張しますか?
1: 国民の自由を抑える口実として、政府が新たな危険と脅威を主張する程度は低い。
0.5: 中ぐらい
0: 高い
(以上です)
これで全60問が終わりました。お疲れ様でした。
5つの大きな項目それぞれの設問数は次の通りでした。
Ⅰ.選挙プロセスと社会的多元主義の実現 : 12問
Ⅱ.政府機能 : 14問
Ⅲ.政治的参加 : 9問
Ⅳ.政治的文化 : 8問
Ⅴ.国民の自由 : 17問
こうしてみると、Ⅴ.国民の自由に設問が多いことが注目されます。つまり、民主主義を維持していくには、一人ひとりの国民に自由を保証することが大切なのかな、と思います。けっして企業活動の自由ではありません。
次回は、この採点の結果をお知らせいたします。
