Liberal Democratsとは、イギリスの自由民主党。略して自民党です。
保守党、労働党の2大政党に次ぐ第3の政党。
イギリス自民党の前身はグラッドストンで有名なかつての「自由党」。
20世紀初頭、労働党が生まれると、自由党はその支持層を次第に奪われ、長期凋落傾向がはっきりとしてきます。
1945年、保守党チャーチルの挙国一致内閣の後、1945年の総選挙で、労働党393、保守党213議席に対して、自由党は12議席と惨敗しました。
(イギリスは単純小選挙区制ですから、得票率をずっと下回る議席数しか得られません)。
(画像は、AllAbout、辻雅之さん「よくわかる政治」から勝手にお借りしました)。
1988年、自由党と社会民主党が合併して自由民主党が誕生しました。
2005年の総選挙では、得票率22.7%(前回比+3.9%point)を獲得。8議席伸ばし62議席(議席率9.6%)となりました。
ブレア氏率いる与党労働党が圧倒的な勝利をした2001年の選挙に対してこの2005年は労働党の「辛勝」に終わったようです。2005年5月の神戸新聞によると、与野党の議席差は、100以上で「安泰」、50で「危機的状況」といわれていたところ、70前後にまで減ったとのこと。
サッチャー氏の保守党が政権に返り咲いた1979年、二大政党保守党・労働党が占める議席の割合は95.7%でしたが、次第に低下して、2001年総選挙では87.7%になっています。
この間議席数を伸ばしてきたのがLiberal Democrats自民党で、ここ数年、急速に存在感を増しているそうです。
政権に対する批判票の受け皿になっているのが、野党第1党の保守党ではなく、この自民党なのです。
小選挙区制の下でのこの第3の政党の存在は、昨年の教育基本法改悪・防衛庁省昇格問題で野党第1党の民主党に失望した私たちにとって、励みになりませんか?
ただ、それ以上に私たちの生活を破壊するような政策を自公政権が掲げている現実の中でどのように行動するか、大いに悩むところ。
国民には道義を説き、自らは平気で道義を踏みにじる政権、数の横暴で好き勝手する自公政権に対抗するにはどうしたらよいか、じっくり各政党の動きを見ながら、考えていきたいと思います。

