とむ丸の夢

カルトと政治家May 31, 2007 3:32 pm

「ご本人の名誉のために申し上げておくが、『緑資源機構』に関して捜査当局が松岡農水相や関係者の取り調べを行っていたという事実もないし、これから取り調べを行う予定もないという発言があったと聞いている」

 これが、昨日のエントリーでもとりあげたアベ氏の問題発言。

 この発言については立花隆さんがメディア ソシオーポリティクスで、「総理大臣による事実上の指揮権発動に近い発言」で、とんでもないものだ、と明言されています。
 
 つまり、官邸(安倍首相本人かその意を体した周辺の人物)が、(緑資源機構問題に関し)捜査当局に対して、誰と誰を取り調べたのかを問い合わせ、これから誰を取り調べるつもりであるのかを問い合わせたことが、この発言からわかる、というわけです。

 で、これを白川勝彦さんは、

 問い合わせるだけで「現場では事実上の指揮権発動と受けとられてしまう」。
「指揮権発動のにおいが少しでもするような発言は、日本の政治世界では絶対の禁句なのである」

 と言われています。

 おじいちゃんみたいになるんだ、なるんだ、といってアベ氏が掴んだ総理の座。
 でも、それにふさわしい政界の常識さえもこの人はご存じなかった、ということでしょうか。

 もちろん、それ以前の人としての良識や見識も怪しいものですが。

  これも以前お伝えしたことですが、2004年の参院選を控えた春、○価学会員がやってきて、年金はもう大丈夫、心配ない、信じて? と強調しました(もち ろん私は信じませんでした)が、その後も年金問題は解決されることなく、むしろ当時以上の問題が露呈して今日に至っています。

 それを例の5000万件の支給漏れ問題にとりあえず蓋をしたい自公民の、たった1日の審議での強行採決に、河野洋平衆院議長が、与党の賛成多数による可決を有効と認めながらも、

「国民にわかりやすい採決をお願いしたい」と述べ、議長裁定として「確認のための採決」を行うよう要請した」

 ということでした。

 毎日は第1面のトップに強行採決が「与党強行」という語を使った見出しで、第3面には河野議長の要請が掲載されていました。
 他紙はどうだったのでしょうか?

 これ自体は悪いことではないのですが、強行採決をこうも大きく報じることができるようになったということは、なにか別の意図があるのかな? と疑念が頭をもたげてくるのは、あまりの悪政に私の品性まで低下したのか、とこれまた別の心配が出てきます。

 白川さんは「公明党との連立以来自民党はおかしくなってきている」といわれていますが、このことは自自公連立政権が9年前に成立した当初から言われて私の頭に刻み込まれています。つまり、自民党は公明党に食われる、と。

 でも公明党の歯牙にかかったのは自民党どころか、結局私たち国民、ということになるのではないでしょうか?

 数だけが正義だ、とでもいうような自民党・公明党が舵取りをする政治がどれだけおかしな日本を作ってきたことか、強行採決のあるたびに思い起こされます。

 そういえば、27日のNHK日曜討論では、公明党の太田代表が、

 今度の参院選では、あまり強く改憲を主張する人の応援には「躊躇する」

 と言ったようですね。

 公明党は、連立を組む自民党への牽制をしたのでしょうか。
 それとも沈没しかける自民党丸からいち早く逃げ出そうとするネズミなのでしょうか?
 
 民主党と水面下で交渉中などという情報もありますから、もしそうだとすれば、「ネズミ」の方ですね。

 どことでも組める? 政治理念はないのでしょうか。
 確か、平和を掲げていたと思うのですが、平和に反する法の成立にこれまでどれだけ力を貸してきたことでしょう。 

 折しも、昨日30日に発表された「グローバル・ピース・インデックス(世界平和指標)」では、日本は平和度別ランキングで世界5位だそうです(AFP より)。

 1位はノルウェー、その後ニュージーランド、デンマーク、アイルランドと続いて日本はフィンランドよりも、スウェーデンよりも平和だそうです。

 うそ! 嘘でしょう、と思わず呟く私。
 
 この指標を定めて評価したのは『エコノミスト』誌が関係する研究チーム「エコノミスト・インテリジェンス・ユニットEIU」です。
 このチームは以前も民主主義の成熟度調査で日本を20位と認定し、成熟した民主主義の国のひとつに数えたところ。

 この時ずいぶん私の実感と異なるものだ、と当惑したものですが、今度の「平和度」では、「エコノミスト」はいったい何を見ているのだ、と腹が立ちそうです。
 
 ちなみに、米国は121ヵ国中96位、ロシアは96位、イラクが最下位の121です。

 日本は今にも転がり落ちそうな5位であることは確かです。
 
       
 
        
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疑惑 3:31 pm

家人がつけていたスパモニを聞いてしまいました(家事をしながらですから、テレビでも「聞く」のです)。
 松岡・山崎両氏の自殺(?)を時系列に沿って、ごく簡単に報じていましたが、鳥越氏が「疑獄」という言葉を使っていたのが、印象的でした。きっと、マスコミの間では疑獄の可能性が囁かれているのでしょう。

 ブロガーの間ではアベ氏登場の頃から噂されていたことでしたが、やっと一般の目にも分かる形でわずかですが表面化してきたのかな、などと思いました。
 氷山の一角がちらっと見えただけの話しでしょうが……。

 そしてこの2人の死亡事件報道の締めくくりは、アベ氏が「農相の取り調べはない」と語っていた件について、首相のいうことではないでしょう、というコメンテーターの言葉でした。
 首相のいうことではない、という以上に、首相がそうした言葉を吐けること、アベ氏が捜査の進展を知っていたということ自体おかしいですよね。

 でも、テレビでこんなふうに言えるのは、少しは流れが変わってきたということでしょうか?

 そうだとすれば、それはそれでまた別な不安にかき立てられますが。。つまり、米国サイドがなにか企んでいるのかな? ということですが、これは私にはさっぱり分かりません。

 キーパーソン2人の自殺で大騒ぎしている間に何が進行中なのかも気になります。

ちゅら海を守れ!」を見ると、28日も29日も「動きはありません」の文字が続きます。

 辺野古の今回の調査(普天間飛行場の代替施設建設に向けた海域現況調査)の情報開示を求める国際署名が、38カ国1,432筆集まり、これが那覇防衛施設局に提出されたことが報告されています。

 29日にはドイツからも座り込みに参加する人がいたようです。

 あまりにも自国の政府が駄目だから国際世論に訴えるより仕方ない、というのがこの頃多すぎる、というより自国のメディアがあまりに頼りなくて、自国政府の非を訴える相手が国際世論になる、ということでしょう。

「情報開示」といえば、昨日のエントリーでも述べましたが、お役所と政府の本音は情報開示したくない、ということで、私たちの気づかないうちに色々なことが進行中ですよね。

 すでに2004年2月から、最長でも30年保存すれば公文書の破棄ができますから、これはすでに進行中。年金関係の公文書も、国会を通った→ 国民がこれを望んでいる、という理屈を盾に、どんどん焼却処分されているかもしれません。

 22日には、納豆やらせ番組をきっかけにした放送界への規制強化法、放送法改定案が審議入りしました。

 さらには著作権の非親告罪化の動きも激しく、怪しい。
 
 つまりこれまで、侵害されたと認識した側が民事、刑事告発しない限り裁判を起こすことも逮捕されることもなかった「親告罪」を、警察・司法が独自の判断で逮捕できるようにする、ということでしょう。

 おまけに2009年5月までに実施されることになっている裁判員制度には、とんでもない罠が仕掛けられています。
 警察の捜査に対して批判的な意見を持っている人は裁判員からはずせる可能性があること。

 こうもたてつづけにおかしな法・法案が出てくる私たちの国って、いったいどうなっているの?

 つくづく怖いなあ、と思います。
 
    
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民主主義 3:30 pm

松岡大臣の自殺については、疑念を抱く人が結構いるようですね。
 かくいう私も、午後のニュースで知ったとき、まず自殺を疑いましたし、早く辞めさせてもらえていたら、死なずにすんだかもしれないのに、と思いました。
 死ぬんだったら、最初から悪いことはするな、という人もいましたが。

 それにしてもこの方は、なぜ政治家になったのでしょうか? 19年間の官僚生活を捨てて政界に入ったのは、どうしてなんでしょうか?

 で、今日は松岡大臣の話ではなく、情報公開法のこと。

 27日の毎日新聞の片隅にあったコラムが気になりました。
 
 なんでも、2001年4月に施行された情報公開法は、行政文書について最長30年間の保存を義務づけているらしいのですが、この法律が成立して、これまで「永年保存の対象だった大量の行政文書が、シュレッダーにかけられて廃棄された」ということです。

 その廃棄されたものの中には、円高のきっかけになった85年のプラザ合意に至る内部資料もあったという話し。

「昔は、政治家との面談録などを、若手にまで回覧して共有した。今は、回覧どころかメモにさえしない」と嘆く霞ヶ関の幹部の言葉にもふれていました。

 メモを共有すると情報公開の対象になるから、という理由だそうです。

 おまけに、

「官僚たちも『今のままでいいとは思っていない」という。しかし、『これは国民が求めたこと』とあきらめ顔」というエピソードまで披露されています。

 ええっ、そんなこと国民は求めていませんよ! と思いませんか?

 最高30年経ったら、用がないからどんどん捨てなさい! なんて私たちは求めていませんよ。
 
 沖縄返還交渉をめぐる「密約」の存在が、米国の非開示期間30年を過ぎて公開された情報で裏付けられたというのに、私たちの国では、もう廃棄処分にされている!?
 可能性がありますね。

 それでアソー氏も頑強に密約の存在を否定するわけですか。

 文書がないわけですから、知らぬ存ぜぬで押し通せるわけですか。
 
 驚いて情報公開法についてちょっと調べてみると、2004(平成16)年「情報公開法における文書管理」なるものがありました。

 これによると、

行政文書保存期間基準」によってあらかじめ分類されたものの保存期間を設定し、

 保存期間が満了すると、

・保存期間を延長
・国立公文書館等へ移管
廃棄

 の3つの選択肢があります。

「職務の遂行状必要」がるとみとめられるときは、一定の期間を定めて延長する」ということです。

 プラザ合意に関する内部文書まで廃棄されてしまったというのですから、

・保存期間の延長や国立公文書館等への移管の対象となった文書はあるのでしょうか?
 
・あるとすればどんなものでしょうか?

・誰がどんな基準で3通りの処理のうち一つを選ぶのでしょうか?
 
 いわゆる情報公開法の改正案が成立したのは1999(平成11)年のことです。
 正式名称は、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」。
 
 1999(平成11)年5月7日成立、2001(平成13)年4月1日施行に対して、「情報公開法における文書管理」の日付は平成16年2月26日。

 これはどうなっているのでしょうか?
 情報公開法の関連法案ということで後から成立したものでしょうか?

 いずれにせよ、私たちの知らない間に、とんでもない法律が成立しているわけです。

 それにしても、元号法制化以来、公文書の日付はすべて元号で書かれているようですね。
 これを私などはいちいち西暦に直して考えたりしますから、不便極まりない。

 ことに世界の出来事等と比べるときなどは、どうしてもこの換算が必要です。

「国際貢献」だとかいいながら、何かと「世界」を強調する政府は、本音では「世界」も「国際」も考えてもらいたくないのかな? と思ったりします。

    
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政治屋 3:29 pm

もう、むちゃくちゃだ。

 とにかく参院選向けに、少しでも、ちょっとでも、点取りだ。姑息なこの人らしい。

「2050年までに、CO2 半減」

 アベ氏が24日発表した地球温暖化対策に盛り込まれた温室効果ガス排出量の数値目標は、環境問題にも取り組んでいますよ、というアピールだ。

 アベ氏を中心に官邸主導で練り上げたため「安部イニシアチブ」と呼ばれるらしい。

 ところがところが、「現状の50%の排出削減」の「現状」は、いつのことか決まってない。
 担当者の説明は

「吸収量には誤差が大きい。『現状』とは、特に何年とか指しているわけではなく、世界と目標を共有することが重要だ」 

 という、訳の分からない説明をしたらしい。
 
 とにかく、「世界」を出せば逃げ切れる、と判断するところがいじましい。
 見切り発車だ。壊憲のための手続法案を成立させたときと同じ。

 見切り発車はいけません、と運転免許をとるとき、口やかましく言われた(関係ないか)。

 「世界/国際」と「美しい」と「改革」が、政権の3大誤用語だ。
 もちろん、ダントツ 誤用第1位は「美しい」だけれど。

 これ以外にも、

 カネミ救済法案

 年金支給漏れ全額保証

 等々、点取り対策が盛りだくさんだ。

 カネミ救済法案は、自民・公明がこの4月にまとめたらしい。
 もちろん、カネミ油症患者が救済されるのは大事なことだ。
 でも、事件が起きたのは1968年。もうすでに39年が経過している。これまで、いったい、政治は何をしていたのだ。

 米軍再編法が成立して、底なしの大食漢、米国に、私たちの国は食われっぱなしだ。

 おまけに、

 国際獣疫事務局OIEは22日の総会で、米国を、牛の月齢に関係なく牛肉を輸出できる国に正式認定した。
 BSE牛海綿状脳症リスクに関して、ほぼ安全とする「管理されたリスク」の国に米国を認定したからだ。

 かぎりなく灰色どころか黒色なのは、ジョハンズ農務長官だって承知しているはず。でも、そこを強行してしまうところが、アメリカの、アメリカたるゆえん、なのだろう。

 これと同時に、厚労省は、都道府県が自主的に行っている生後0ヵ月以下の牛を対象にしたBSE検査に対する全額補助を、08年7月末で打ち切る方針を固めた。

「いつまでも税金をつぎ込めない」と厚労省食品安全部は説明したらしいけれど、同じことを米国にも言ってくれ。

 いつまでも米軍に税金はつぎ込めない、と。

 それとも、国民の命は危険にさらされても構わないというのだろうか。

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 最後に、憲法狂歌をひとつ。

 岸がつき、小泉がこねし改憲もち、座りしままに喰らうシンゾー

 (無惨な現状を招いたのは、2005年の小泉詐欺選挙)

歴史 3:27 pm

人工樂園さんからのTBで、25日に行われたという下関市の戦時訓練を知りました。

 驚いて下関の友人に電話をしましたがちょっとつかまらず、この件はお預け。
 六連島は、潮の速い関門海峡で、水先案内を受けるまで停泊する小さな島だ、とは釣り好き人の話し。
 近いうちに下関に行ってみようと思っていますが、その時は、またご報告します。

 なにしろ今、手を離せないことを抱えて、どうにかこうにかブログの方は更新していますが、とてもじゃないが下関までは行ってられない、という状況です。

 さて話しは変わりまして、ローマ史を読んでいると、それも興隆期の歴史ではなく衰退期の歴史を読んでいると、日本の現状が連想されて、なんとも複雑な思いに駆られます。
 
 帝国が徐々に蝕まれて崩壊していく様が、書物にはいとも鮮やかに描かれていますが、さて、当時のローマ市民たち自身は何を想い、何を感じていたのだろうか、と思いをめぐらしながら読み進めていくのですが……。

  暗愚の皇帝、私利私欲と保身に走る貴族や宮廷官僚、 パンとサーカスにうつつを抜かす民衆、帝国内の結束に利用されて絶えず宗派間の教義争いを続けながら も最後には帝国で唯一の勝利者となる(キリスト教という)宗教など、いまの日本の世相と重なるところも多く、少々ペシミスティックな気分になってしまうと ころがイヤですね。

 西方世界における帝国崩壊の序章がすでに始まっている5世紀のローマ市で、一番の金持ちは教会でした。政治的な理由 も含めて皇帝たちには数々の高価なものを寄進され、信徒たちからも献金を受け、さらには税も免れて、豊かな所領を持ち、教皇たちはずいぶんと豪奢な生活を 送っていたようです。

 ですから教会は、いわゆる‘蛮族’たちの格好の餌食にもなるわけですが、不死鳥が甦るように、また財を貯えるわけです。
 国破れて、教会有り、というより、国破れて‘宗教有り” というところでしょうか。

 それに、帝国が衰退していくと、帝国内で“寛容性”がどんどん失われていきます。
 それがまた悪循環を呼び、さらに非寛容の精神が国を覆う。
 そこであたら失わなくてもいい人材を失ってしまったり……。

 なんだかこれも今の日本と重なります。

 非寛容と排除の論理が吹きすさぶ世の中の危険性を感じます。
 陰では得をして笑っている人もいるでしょうに。

 議員の劣化、人材の枯渇…… 厭な材料がたくさんありますが、それでも諦めてはいけない、と自分で自分に言いきかせなくては。

 手が空いてから、記事もゆっくり書きますね。

 
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 岸がつき、小泉がこねし改憲もち、座りしままに喰らうシンゾー

戦争・平和 3:23 pm

一見したところ、御手洗経団連会長は善人面、と思っていた私は認識不足だったかしら? と思ってしまったこの写真
 いよいよ、悪人面になってきましたね。
 
 だいたいAFPというフランスの通信社のこのサイト、やたらとアベ氏関係、政権関係のニュースが多いのです。
 いかにもフラッパーでお気楽な昭恵夫人の写真もよく登場します。たとえば、福祉施設に慰問に行ったとか。

 参院選の争点として会見を掲げるアベ氏を支持し、経済成長を重視する自民党と政策が一致すると御手洗氏がインタビューで語った数日後には、同じ経団連会館で、アベ氏が経団連総会で挨拶

 ここまでつるんでいるのを見せつけられると、あまりの露骨さに言葉を失います。
 言葉を失うどころか、近頃は命さえも失いかねない世の中。

「貧乏な上に生きづらい」と「生存組合」をつくった福岡の若者たちに拍手。

「生きづらいのは自分だけじゃない、そして自分たちのせいだけじゃない」と、若者を代弁して雨宮処凛さんはいうけれど、その要求は慎ましいものです。
 
 これに対して政治家、経団連のおじさん・おじいさんたちの強欲なこと! あっ、強欲なおばさんたちもいましたね。

S ← こんなのを摘んでくると、自然の妙に見とれて、しあわせー、と思います(クリックしてください)。
 野いちごと桑の実。我が家の敷地内にありました。

 でも、ふたたび、辺野古のこんな現状をみたら、そんないい気分はどこかに吹っ飛んでしまう。

 ここには、

「平和を作るもの達は、どんな理由があっても暴力を使ってはならない、暴力で自分たちの目的を達成してはならない。そのことを誓い合って、言葉も、態度も、物理的な暴力も使わないで、この基地建設を止めるというふうに決意して戦ってきました」

「『今一番戦わなくてはならないのは相手ではなくて自分の心の中の暴力性なのだ』と、『怒りなのだ』ということを確認しました」

 と静かに語る人たちがいます。

 辺野古の現場から遠く離れた東京で、それも体ばかりか、精神も、この辺野古の心から最も遠いと思われる人たちのたくさんいる衆院で、事前調査の機器設置でサンゴが損傷したことを否定しているのが防衛施設局の長官なんですね。

辺野古からの緊急情報」を見ると、「圧倒的な防衛施設局、海上保安庁そして自衛隊の物量作戦の前に」、いかんともしがたい辺野古の現状が訴えられています。

 でも、考えてみれば、圧倒的な物量で暴力をふるってまで法違反の調査を強行する防衛施設局・海上保安庁・自衛隊は、みな私たちの税金を使っているわけです。ふんだんに。

 怒ろうよ! 

   
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教育 3:22 pm

「親学」は必要か、の見出しが目についたのは、21日月曜日の毎日。

「夜回り先生」こと水谷修さんと、元ヤンキー、現教育再生会議担当室長の義家弘介氏の顔がそこにありました。2人のそれぞれの人生を刻んだ顔。

 親に子育てに関する有益な情報を知って貰い、他の親たちと学べる場をつくりたい。そんな思いから、教育再生会議は「親学」を提唱してきた、と義家氏は語っていますが、やっぱり、いらぬお世話、と言いたい。

 そもそも「親学」自体、「新しい歴史教科書をつくる会」結成当初からの理事の高橋史郎氏が副会長を務める「親学会」で提唱されているもので、日本会議を支える団体のひとつモラロジー研究所が提唱するものです。

 義家氏も、この教育を考えるものらしき会議のメンバーでいろいろな情報も入ってくるでしょうからそのくらいのこと知っていると思うのですが、ほおかむりですね。

 水谷さんは、いまの日本で子育てが難しくなっているのはなぜか。国全体にゆとりがなくなり、イライラをため込んだ社会になっていることが最大の原因だと思う、と言われています。これについては私自身も経験済みですから、とても納得します。

 まだ現実に目にしたこともないお二人ですが、写真にはそれぞれの品性が表れているな、と思った瞬間です。
 
 私が水谷さんのお名前を初めて知って、もう5、6年前にになるでしょうか。
 いわゆる「ドラッグ」関係について、ネットを調べていたときのことです。
 なぜそんなものを調べたのか? その事情をちょっとお話ししましょう。
 
 知り合いが、さるブランド大学に通う女子学生のことを、ひょっこり口にしました。

 変なのよー、親は学費を送っているのに、大学には納められていないの。督促で親はそれに気づいたらしいのだけれど。
 おまけにその女子学生は、今どこに住んでいるか親にも分からなくなったのよ。

 どうも学校の方は休みがちだったみたい。ほとんど講義には出てこないらしいの。
 学部を卒業できていないのに、親には院に行ってる、と言ってたみたい。

 感ずることろがあって根掘り葉掘り聞いてみると、

 夜、パチン○屋でバイトをしているらしい。それため朝起きられない、と本人は言う。
 化粧っけもなく、質素、というよりもくたびれ気味のTシャツ・ジーパンのスタイル。
 顔色は良くない。ツヤもない。
 友だちはいない。
 むくんでいるのか、目の下には眼鏡の跡が付いている。

 ということでした。

 年頃のお嬢さんが、お洒落もせずにお金がいくらあっても足りないのはおかしい、というのは母親としての私の直観です。
 人が迷いながら自分の着るものを探してファッションを楽しむのは健康な証拠、と私は思っていますから。

 誰かに貢いでいるのでは? と話しをしてくれた人はいうのですが、私には、なにかドラッグの類が推測されて気になりました。
 その懸念を相手に伝えると、たしかにその可能性がある、ということで、結局、問題の女子学生の親御さんにも連絡が付き、バイト先を知っている同期生も出てきて、どうにかお父様がこの女子学生さんを保護することができました。

 結果は私の推測通り、覚醒剤でした。
 伝聞ですが、本人の話したところによると、生まれて初めてパチン○に行ったその時、何も分からない自分に手取り足取り隣の若い男性が教えてくれた。何回か彼と付き合う内に、覚醒剤を覚えてしまった。
 学費などもすべて覚醒剤を買うのに使った。
 アパートの家賃も払えなくなったので、パチン○屋の寮に住むようになった。
 親しい友人はいなかった。

 ということでした。

 こうした事情をぼそぼそと話すときも、当人はぼーっとして、とても正常な状態ではなかったようです。

 お父様といっしょに自宅に帰った彼女がその後入院したのは良かったのですが、退院後再び出奔して行方知れず、と聞いたのは、郷里に帰ってから1年も経たないときでした。

 こうしたケースについて何の知識も経験もない私でしたが、一度依存状態に陥ったものが、抗しきれずに元に戻ることは十分あり得ると予測していました。
 面識もない、ただ話しに聞いただけの女性でしたが、たまにふと思い出すことがあります。
 何の関係もない人様の家族のこと。
 いったい自分に何ができただろうか、と自問するたび、今でも胸が痛くなります。
 
 あれから、生きている内に、無事に家に帰られたでしょうか。

 高校生まで優等生で過ごし、なんの弾みか、魔が差したとでもいえばいいのか、遊びに行った先で異性に親切にされ、下心も見抜けずにそのままズルズルと深みにはまっていったという、一種古典的ともいえるような話し。

 きっと、純朴な学生さんだったのでしょう。
 性格まで変わってしまったとご家族は嘆かれたようですが、それまでしっかりしていると見えたのは、おとなしく学校の勉強だけをしていたせいかもしれません。薬物に依存すれば、多分人格も崩壊するでしょう。

 友だちがいれば、変だよ、と言ってくれたでしょうし、ふらふらと慣れないところに一人で足を踏み入れたりしなかったでしょう。 

 いったい子どもというのはどこでどうすれば育っていくのか、いろいろ考えさせられた事件でした。
 水谷さんは、こうした子供たちと真っ正面から付き合ってきた方です。

 たった2人の子どもを育てただけですが、よその家庭の子どもさん達と接触する機会も多かった私が痛感したのが、親として子供にどんなアンテナを向けることができるか、ということでした。

 親も人間ですから、誤りもあります。思い出せば恥ずかしくなることも、子供たちにごめん、といいたくなることもたくさんあります。

 どんなに口を酸っぱくして「いいこと」「正論(どこかの出版社が出している雑誌名ではありません)」をいっても、子どもの胸に響かなければ何にもなりません。子どもにとってはうっとおしいだけで、いいところ、無視でしょう。

 思春期に入れば、子どもの一挙手一投足が、ずしんずしんと親の身には応えます。
 そんなとき、親のアンテナは張りに張りつめて、心の動きを含めて子どもの動きをキャッチします。
 そんな感度の高まったアンテナを支えるのには多大なエネルギーが必要ですし、アンテナで捉えた情報をより良く処理する知恵も必要。

 子どもというのは、親の嘘をよく見抜く心の目を持っているみたいです。

 そんな子どもと親が本気でぶつかり合うことが、一生の内に少なくとも1度はあるでしょうか。
 これは、親学、なんて問題ではない、と思います。
 もっと総合的なもの。

 ときには体中の感覚を総動員するけれど、そんな感覚に頼りながらも、知恵というか、「理 ことわり」が必要。

 どんなに正論を吐いたところで、きゅうきゅう、イライラした社会では、親と子のこうした感覚や「理」を育てるゆとりがなくなります。

  
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つぶやき 3:21 pm

忙しさに新聞もゆっくり読めないこの頃、ふと目にしたテレビで御手洗経団連会長が画面に映っていました。何事か、と思ったら、「サマータイムを導入してくれ」と言っていたようです。

 昨日21日の、経団連「自民党と政策を語る会」での発言で、中川自民党幹事長が前向きな考えを示したとか。

 暑い季節に1時間早く仕事が始まるのはいいことだじゃない? などとは近頃素直に考えられなくなりました。おまけに、御手洗氏のこと、今度は何のたくらみか? と疑念が生じるのは当然の話。

 政治不信に加えて、この頃は御手洗不信、財界不信です。

 (canonの不買運動でもしたい! と最近よく思います)。

 1時間仕事開始が早くなったところで、日本人が1時間早く仕事を切り上げることは考えられません。
 サマータイムは、きっとさらなる加重労働を生むことになるのでは、と会社組織と縁の薄い私でさえ、考えてしまいます。

 冬に1時間始業を遅らせばいいのでは? 等という声も聞こえてきましたが、そんなことはしないでしょう。 
 たとえばサマータイムを3月の最終日曜から10月の最終日曜まで7ヶ月間実施しているフランスでは、サマータイムが始まれば、1時間時刻が早まるだけ。
 冬時間なんてありません。 
 
 夏時間を頭の中でシミュレーションをしてみると、遅寝早起きで、
 春は、「春眠暁を覚えず」の貴重な時間を奪われる。
 夏は、蒸し暑い夏の夜に寝不足のまま出勤。それを嫌ってクーラーを使えば、それだけ電力を消費。下手をすれば、風邪をひく、等々。 

 現在の8時がサマータイムでは9時になって、この時間が始業時間になったとしても、日本のサラリーマンの働きぶりを見れば、就業時間の5時、つまり現在の4時に仕事から解放されるとは、とても考えられません。

 次から次へと、ほんとに色々おねだりする御仁だ! とは御手洗氏のこと。

 以前から、ここでも、こっちでも取り上げている“財界の良心”品川正治さんは、月刊現代4月号で、

「企業が国家による思想統制の片棒まで担ごうとしている。戦前、戦中の総動員体制を連想させられてしまいます。この国にはもう、真っ当な思慮深い財界人というのはいないのですか」
 
 と尋ねるジャーナリスト斎藤貴男さんに、次のように答えていました。

「市 場至上主義というのが影響しているんだと思います。エクセレント・カンパニーのエグゼクティブなトップが株価だけを見ているなんていうのは、以前ならあり 得なかった、まず社員を考え、得意先を考え、銀行のことを考え、『ああ、あの人の言うことなら』と思わせるのが日本の経営者だった。今は市場に振り回され て、もっとリストラ、もっとリストラだと。そう言い続ける方が市場で評価されると思い込んでね」。

「思いこみ」ですか!?
 政治も経済も軍事も米国が私たちの救世主だ、日本の庇護者だ、と思い込んでるのでしょうか。
 
 いかにも、といった悪人面の政治家諸氏に対して、一見したところ、善人面の御手洗氏。
 素直に思い込んでいるせいなのかもしれません。

 これはアベ晋三氏も同じ。
 今日も、何かの操り人形みたいに、ぱくぱく喋っていました。
 
  
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戦争・平和 3:20 pm

辺野古への自衛艦派遣は、それ自体が問題ですが、さらに怖ろしいのが、この決定を至極平然と簡単に(と思われますが)やってのこけてしまった、私たちの国の指導者です。

 たしかに、自衛隊法第7条には、

 内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する。

 とあります。今回調べて、初めて知りました。

 しかし、外国の軍隊の都合を優先して、自国の市民の反対運動を威嚇するように掃海母艦が出動した場面を思い描いてみると、あまりにもあっさりと、ゲームでもするように、とんでもないことをやってしまったアベ、久間等々の頭の中を覗いてみたい、と思ってしまいます。

 いくら指揮監督権を持っているからといっても、自衛隊はアベ総理のおもちゃではありません。

 2006年10月29日、自衛隊観艦式にモーニング姿で儀仗隊の栄誉礼を受ける アベ晋三首相の写真を見たときは、正直いって、女の私は何ともいえぬ違和感を感じたものです。

  兵隊さんを前に、得意満面のアベ氏の姿を想像してしまったからです。
 セレモニーというのは、人の精神を高揚させますからね。

 高揚しっぱなしで突っ走るこの人を、止める人はいないのでしょうか?

 dr.stoneflyさんのところにいくと、ずいぶんショッキングな話しが伝えられています。

 たまらないので転載させていただきます。

 読みやすいように、私の判断で段落を分けと強調をしています。

【以下転載】

遅い時間の配信申し訳ありません。

今日一日のことを報告します。
これを読むだけでなく、傍観するのではなく、どうか辺野古に駆けつけてください。

明日、明後日も未明より作業が行われる可能性があります。
この2週間ほとんど休むことなく警戒を続け、今日も10時間以上海上で非暴力の座り込みを行ってきた仲間達は疲れ切っています。どうか、一緒にこの平和を求める活動に参加してください。

わたし達のほとんどは、皆さんと同じ、何にも所属していない一人の市民です。
特にカヌーに乗っている人の半数近くは定年退職者です。

わたし達は反対派でも妨害者、過激派でもなく、ましてや日本の軍隊が向き合うような「軍隊」とは天と地ほどの違いがあります。

これ以上沖縄を、ジュゴンの海を毀さないでください。
沖縄を、日本を、アメリカと一体となって世界中で無垢の市民を殺し続ける加害へと荷担させないでください。ベトナムでの、イラクで市民を殺戮した爆弾はわたし達の島から飛び立っているのです。

どうか辺野古へ駆けつけてください。

・ダイバーが足りません。無抵抗で海底の機器設置場所に座り込むわたし達のダイバーに対して、殴る蹴るの暴行が水中で行われています。多くの目撃者、カメラが集中することによってこのような命にかかわる危険な行為を止めさせることができます。

・カヌーに乗る方が足りません。もうみんなへとへとです。来ていただければ、時間を作って練習を行います。

以下報告です。

昨夜、午前0時には100人ほどの人たちが集まってくださり、交代で寝ながら監視行動を続けました。
午前4時、出航準備をしに外に出たところ、海の方からエンジンの音がゴウゴウと鳴り響いています。海上は海上保安庁の船で埋め尽くされていました。

午前5時半、汀間(ていま)漁港から阻止行動の船を出そうとした時に、海上保安庁は異例の船舶検査などを行ない出航時間を大幅に遅らせるという手段に出てきました。

午前7時、既に作業が強行されている海に出ると海上保安庁の大型巡視艇4隻、中型2隻、小型2隻と数えきれないほどのゴムボートが襲ってきました。結果と して午前中3ヶ所については作業をさせず、午後もカヌー隊が向かったところでは、作業をやめさせることができました。それでも多くのポイントに調査機器が おろされています。

わたし達は、小さなカヌーにのって6艇ずつが小船に曳かれて一日中走り回りました。
また、ダイバー達、シュノーケルの人たちも、海底に打たれる杭の切っ先に手を伏せてギリギリのところで止めるようなシーンもありました。
こちらのダイバーはその度に殴る蹴るの暴行を受けています。浜に戻ったときは午後5時半でした。10時間以上海上にいたことになります。

ところで、わたしは子どもの頃父より「海上保安庁の人間には誇りがある、海上自衛隊は人を殺すためにあるが、彼らは人の命を救う仕事をしているのだから」と聞かされていました。
もちろん、多くの海上保安庁の方々は紳士的でしたが、とても残念な、酷い行為も今日一日でたくさん目撃しました。

例えば作業船にカヌー隊がしがみついていた時に船がバックを始め、雇われている漁民は安全を考えてゆっくり引き離そうとしていたようですが、海上保安庁の ボートから「もっとスピードを出せ!」と怒鳴られ漁民の方は仕方なくスピードを上げました。
その結果カヌー1艇が転覆しました。彼らは人の命を守るどころ か、危険にさらしたのです。

海上保安庁の職員は、まるで防衛施設局の職員か業者のように漁民に指示し、危険行為、場合によっては生命の危険にある行為を行うよう命じました

違う場面ではゴムボート2艘でカヌーの隊列を挟み、執拗にカヌーを波で煽り、転覆させました。これも一つ間違えると波と船体に打ち付けられ命を奪いかねない行為でした。

また、少なくとも2ヵ所で海上保安庁のゴムボートが、白化現象から漸く回復しつつある貴重な浜珊瑚に船で激突しました。手前を走る海上保安庁のゴムボートが積む2機のエンジンがその衝撃で飛び上がるのを目撃しました。

海底にしがみついて非暴力で阻止行動をしているダイバーに対して、作業員もしくは海上自衛隊員たちは殴る蹴るの暴行を加えてきましたが、海上保安庁の隊員は見て見ぬふりです。

しかし国は「反対派」というレッテルを貼り、「妨害行為・暴力行為」をしているというネガティブキャンペーンを必ず展開するはずです。

作業を強行している業者の人も海上保安庁も、海上自衛隊も防衛「省」も国もきっと信じられないのだと思います。
金儲けのためでもなく、暴力を振るわれても振るうことなく、他者や自然の平和を守るために行動する人たちの心を彼らは信じられないのだと思います。

全て力でねじ伏せることが出来ると思っている人たちは、非暴力で立ち向かって来る一般市民が心底恐いのだと思います。

人の心を信じ、平和を信じ活動する市民たちがいることを心底否定したいがために暴力を持って望んで来るのだと思います。

平和を創るために体を張っている仲間たちは「暴力を振るう者が一番弱い」ということを知っているのです。
暴力の弱さを国
に伝えるために、愛する日本には暴力に頼る国になって欲しくないという命をかけた訴えをしているだけなのです。

人間は自分にやましいところがあると他者に対して暴力的になるものです。海上自衛隊導入は「国の逆切れ」と理解していただいていいと思います。

これから国がありとあらゆる方法を用いて「辺野古の阻止行動」に対して張って来る「ネガティブキャンペーン」「マイナスイメージ宣伝作戦」に引きずられて はならないと思います。
真実を伝えている仲間たちの声を信じてください。国が今回のことで墓穴を掘っていることに気付くまで、私たちは平和を求めて進むだ けです。

■以上転載おわり■

「国の逆切れ」……米国に叱られて、逆切れしたのでしょうか。
 それも相手は米国ではなく、自国のふつうの市民に対して。

 こうした反対する市民の命を危うくするような命令や暴力行為について、手元にある毎日新聞は報じていませんね。

「米軍基地建設に自衛隊が手を貸すとは考えられない。米国と沖縄、いったいどっちをむいているのか」
「自衛隊は私たちを守ってくれると思っていたのに、米軍基地建設に協力するなんて理解できない」

 といった市民の声は伝えていますが、これは18日の夕刊。

 昨日20日には何も載っていませんでした。今日21日は、「金城さん葬儀で抗議行動を中断」と小さめな記事が掲載されていました。

 20日は抗議行動を中断したのですから、殴る、蹴るの暴行を受けたのは18・19日でしょうか。

  
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Uncategorized, 政治屋 3:19 pm

辺野古への自衛艦の派遣も、やっと数日前から新聞に載るようになりましたね。
「海自の必要性にも疑問」という見出しが見られるように、結構批判的な記事を書いてくれています。 

 自公の支援で知事になった仲井真氏でさえ、現況調査を容認しながらも「荒っぽい」という言葉で本音をにじませていました。
 アベ首相から防衛省の事務次官に調査を急ぐように指示があったそうですが。

 またしても、米国の意向を汲んだアベ氏の意思ですか。

 なんと荒っぽいこと!

 いつもこれなんですよね、アベ氏は。
 荒っぽいのです。

 荒技や禁じ手を使って平然としていられるのは、後ろめたさのかけらもないということなのか、と理解に苦しみますが、ほんとうに分かっていないのかもしれません。
 おじいちゃん、岸信介の懐の中で、純粋培養されたせいかしら?
 
 最新ファッションを身にまとわせて目をくらませた復古主義が、この人の持ち味。
 復古といっても、つい60年と少し前の‘古’ですが。

 理念と呼べるものも持たず、器でもないこの人が、圧倒的な支持で自民党総裁から総理になってしまったことが、今だに解せませんね。
 渡部昇一あたりは、それ以前から次期総理の器だと懸命にほめそやしていたけれども。

 拉致問題で人気が出た、と言われますが、官房長官に抜擢し、2002年の小泉訪朝に同行して自己アピールを続けたあの筋書きは誰が書いたのかなあ? と思うことがあります。

 北朝鮮に毅然とした態度をとる、とれる政治家として拍手を浴びてそのまま行政のトップになった、という印象ですが、人気の根拠があまりに単純明快すぎること自体、なんだかおかしい。

 18日、4月末で米国家安全保障会議の日本・朝鮮部長を辞任したビクター・チャ氏が、毎日新聞との会見で、日本に「拉致置き去り」の懸念が広まっているのは誤解だと指摘したそうです。

 3月の米朝国交正常化作業部会で拉致問題は解決済みだとする北朝鮮に対して、「一方の日本が未解決と言っているのだから、解決はしていない」「こうした人権問題が解決しなければ、米国との関係正常化はない」とヒル国務次官補やチャ氏が反論したとか。

 あれっ、アベ総理に助っ人発言? と思ったら、結論はそうでもありませんでした。

 チェイニー副大統領やネグロポンテ国務副長官は訪日の際に「具体的に何をすべきか」と日本側に聞き続けたが、「明確な返答は得ていない」ともいいます。

 さらにチャ前部長は

日本が何をしたいのか明確になれば、北朝鮮に要求することができる」

 と語ったとか。

 いったい、日本の外交はどうなっているのでしょうか?

 やはり、巷でささやかれているように、拉致問題で弾みをつけたアベ首相は、死ぬまでこれを解決したくない、と考えているのでしょうか?

 もともと戦前回帰という目的を一にした首相と首相を支える勢力は、手段を選ばずですね。
 支える力が緩まないように、支えられる方はますます強硬な言動に出るかと思えば、支える方はそれに乗っかり、どんどん長年抱いてきた意図を実現しようとする。

 双方は呼応し合って、いよいよ突っ走る、という図式ができあがってしまったみたいです。
 他を顧みることなく、自分たちの論理のみに従い、今のうちに、それ、やってしまえ、というところがそらおそろしい。 

 自分たちの思い通りに事を運ばせて、結果が出れば柔軟な姿勢を見せます。
 でも、これはあくまでも自分たちが優位に立っているとき。

 思うようにならなければ、たちまち牙をむいてきます。なにかそんなところが、とても幼いんですよね。

 なんとも無邪気に権力を行使する内閣です。

 
 
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