あたりの空気をけ破るような無邪気な笑顔と歓声で、ソーリを歓迎しようと殺到するおばさま達、それに応えて手を伸べるシンゾー氏。 
 AFPのサイトで、いつかこんな写真を見たときは、なにか怖ろしいものでも目にしたような気がして、たちまちページを閉じてしまいました。今捜してもこの写真がみつかりません。

 でも、こうした女性たちは、たぶん私の周りでもたくさんいると思います。どんな人たちが? と考えれば、たちどころに次から次へと浮かぶ顔、顔、かお……。
 権力者に群がる、などという構図ではない、もっとあっけらかんとしたものです。

 みんな有名人が好きです。
 でも、セレブ、というと、好きなのはやはり女性でしょう。

 セレブに群がる奥様方にもタイプがあります。中高年以上のこの手の方々を2つのタイプに分けてみました。

 一つ目は、夫が地元のライオンズクラブやロータリーのメンバーだったりする人たち。本人自身がメンバーの場合は、もう少し反応が違うでしょう。

 金持ちクラブのメンバーは、不況で多少入れ替えがあったかもしれませんが、よほど辛酸を舐めた人かインテリや一家言ある人でもなければ、長年の自民党支持は変わらないでしょう。

 現状を変えてもらいたいとは思っていませんし、社会的な矛盾にも無関心。
 セレブ的生活が自分たちのお手本ですから、格差があっても当然で、自分には関係ない。もっともっと景気をよくしてもらって、夫の会社が儲かって欲しい、と考えているでしょう。

 プチセレブの彼女たちに、格差社会の非を訴えても無駄。
 道徳的感性は保守的。自分の利害にはほとんど関わってこない憲法改定には関心がない。
 でも、自分の子どもや孫の世代に関わることだ、と思ったら考えるかもしれません。 

 もう一つのタイプは、普通の勤め人の妻たちや年金生活者たち。

 セレブの生活に憧れても、まねができないことは分かっています。元気がよくて、数も多い。
中にはセレブの仲間入りをさせようと、我が子の尻を叩くのに余念のない人もいたりします。
 そう、この国のセレブなんてそんなもの。ちょっと手を伸ばしたら届きそうなのだけれども、やっぱりなかなか届かない。
 
 このタイプの女性たちにとって、究極のセレブは、やはり皇室。それ以外のセレブなんて‘チョロい’、というところで、セレブの嘘くささにも気づいている可能性大。
 シンゾー氏のまがまがしさも、実態を知ったらとたんに心離れするでしょうに。

 政治にはそれほど関心がなくても、一つ一つの問題には意外と冷静で現実的な人たちです。本人は自分のことを良識派だと思っていますから、政治のゆがみを実感しているかもしれませんし、聞く耳を持っているような気もします。

 彼女たちに反アベを訴えるとしたら、何といえばいいのでしょうか。もう少し考えたいと思います。

 憲法改定を選挙の争点にするというアベ自民ですが、改定しないまでも、現憲法のままで戦争のできる国にしようと邁進中。
 究極の解釈改憲。詳しい話しは「反戦な家作り」さんの「戦争国会」をご覧下さい。

 シンゾー流は二刀流。
 改憲してもしなくても、目的はひとつです。
 戦争のできる国にすべく、いろいろと画策しています。 おまけに卑怯なのは、他人には戦争熱を煽り、自らは安全な場所に身を置いていること。

 公明党は加憲を主張していますが、加憲とは何か、といったら加権だといいます。環境権やプライバシー権を憲法につけ加えて、未来に責任を持つのだそうです。

 環境権のために闘った松下竜一さんは、これを聞いて今頃草葉の陰でびっくり仰天しているでしょうね。そうそう、松下さんは、ご自身の3人の子供さんの名前まで「かん」「きょう」「けん」からとったのではなかったかしら。

 環境権確立に力を注いだのは松下さんです。公明党ではありません。ゆめゆめ誤解をされませんように。

 セレブの話しからだいぶ外れてしまいましたが、

 世の人びとが考える改憲と、アベ自民が考える壊憲、そして与党仲間の公明党の考える加憲。

 この3つがみな違っていることを、もっと女性たちに知ってもらいたい。
 将来、自分の子どもや孫の問題になってくるのですから。
 これを短く、分かりやすく、印象深く訴えられる人材は、野党にはいないのでしょうか。

 もう一度、山を動かしたいですね。
 
 山の動く日来る
 かく云えどもひとわれを信ぜじ。
 山はしばらく眠りしのみ。

  と、今度こそほんとうに、山の動いたことを喜びたい。

 今日の参院本会議の国民投票法案の採決では、民主党から渡辺秀央氏が賛成票を投じています。
 先週末の腰砕けに続いて、また民主党の曖昧さが露呈しましたね。はっきりと処分していただきたい。

 私は、民主党を支持しているわけではありませんとくらたかこさんを応援しています。
 ただし、。
 また山口県民ではないので投票権もありませんが。

 あの‘とくらスマイル’と誠実さ、庶民の目線が彼女の武器。
 
 山口県にはとくらさんがいていいなあ、とつくづく思います。

 
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