参院選一人区の自民党の候補者が、アベ氏が決起集会に出席した2週間以上も経ったあと、ずいぶんと嫌味なことをいってますね。
「高知は明日の飯をどうやって食うかという追いつめられた状況にある。絵に描いた『美しい国 日本』で応援に来られて適当なことばかり言われたら、馬鹿にされたような気がする」
とまで演説で述べているのですから。
適当なパフォーマンスで適当なことばかりいうという認識が、批判する立場の有権者の中にあるのは当然です。
でもこれが与党の中にもあったというのはちょっとだけ驚きですが、いわゆるB層をだまそうとして使った言葉を代議士まで信じていたらどうしようもないよね、と納得しました。
でも、選挙に強い、なんていう理由をつけて自分たちで選んだ総裁でしょ!
「美しい国」なんて言葉が我が物顔ではびこるようになったのは昨日今日の話しではないというのに。
これまで散々、強行採決にも協力してきたんでしょ!
「(首相が)私の選挙を心配するなら銭を持ってきてほしい。南海地震対策を政府の責任で5000億円ぐらいやったら、高知は地震や台風に耐えられる県になる」
とまで言ったそうです。
選挙戦のふたを開けてみたら有権者にちっとも響かない! とびっくりして、慌てて批判してもご都合主義というものではないですか!?
それにアベ氏自体、女傑らしき母親に岸家のものの見方をしっかりと躾けられて、きっと他所が見えない、ましてや大局的な見方など期待する方が無理でしょう。ただ地盤・カンバン・かばんを受け継いで代議士先生になっただけ、と思えますしね。
選挙というある意味候補者にとっては極限的な状況の中では、これまで見えなかったものがよく見えてくるようです。
前国交省事務次官でこの夏の参院選に、自民比例区から出馬した佐藤信昭氏を、
「(耐震偽装事件で)違法な数値操作を行い、民間事業者に責任を被せた。その功績と引き換えに、安倍晋三が公認した」
と藤田東吾氏が告発していますね。
これが事実なら、政治家転身の足がかりに耐震偽装事件を使ったことになりますね。
おまけに彼のプロフィールを見ると、私が経験した新潟地震を、新潟高校2年の時に経験していることになります。
水道管が破裂して市中が水浸しになり、腰まで水に浸かりながら帰宅を急いだ1人だったのではないかしら?
流砂現象で県営住宅が傾いたほか全壊・半壊した家屋が何千戸にものぼり、信濃川にかかる近代的な橋が落ちて、新潟市の東西を結ぶのは最も古い万代橋一つになった当時の新潟の記憶を忘れてしまったのでしょうか。
立候補して初めて自分の名が一般に知られていないことに愕然としたという丸川珠代氏は、
2004年6月にアメリカから帰国後転入届を提出していなかったために選挙権がない、という事態に直面したようです。
あまりにお粗末、としか言いようがありません。
転勤その他で転居したものにとって、まず第一にすることは転出・転入届、と心得てきましたもの。
亀井静香氏のフジモリ氏擁立も奇々怪々で、日本政界の闇を垣間見させてくれました。
やはりこれしかありませんね。

