あああ、怒りも呆れも通り越して、お腹を抱えて笑ってしまった。おかしくて、情けなくって涙が出そう。
誰のことかって、決まってるでしょっ、鳩山邦夫法務大臣です。
31日の法務委員会で、指名もされていないのに突然、「委員長!」と手を挙げて立ち上がり、
「思い出を話させてほしい。私が田中角栄先生の私設秘書になったとき、毎月のように、ペンタゴンがやってきて食事をごちそうしてくれた。当時、私は金がありませんから『ウナギが良い』とか『天ぷらだ』などと言ってた。私は1円も払っていない」
と述べた話しです。
zaraさんのブログを読みながら笑いだし、確認のために衆院TVを見て、お腹を抱えて吹き出してしまいました……そして、面白うてやがて悲しき日本の政治。
おまけにこの方、私と同い年。
あの時代、育ち盛りの歳は過ぎてまだ食い盛りの大学卒業したてでも、もっと神経尖らしていなかったかしら。おまけに相手は米国国防総省。自分は、今を時めく政治家の秘書。
何の疑いも抱かずに食事についていき、この歳になっても何とも思っていない様子。あまりに無警戒・無防備すぎ。
現職の閣僚でしょう、天然ボケと笑って済ませられないですよね。
ちょっと脱線すると、この方のおばあちゃんは鳩山家繁栄の礎を築いたひとりですが、若かりし頃の大正年間の写真と当時の生活ぶりがこちらで覗けます。
この鳩山家と、さらに上を行く銀行家一家、貧乏インテリ一家、3件の生活費の比較もあって、なかなかおもしろいですよ。
「出来るだけ質素な生活」を心がけている銀行家夫人の家は、家族三人に女中が4人、赤ちゃんの子守が一人、料理番一人。夕食が「和洋八品位つけ」、夜の来客には「三円五拾銭」の仕出し!(料理番の月給が、料理以外に主人の肌着の洗濯までさせて5円の時にです)。
格差の大きかった戦前の社会が垣間見れます。
まあ、賢夫人の鳩山薫さんの方は主婦業の大変さを訴えておられますが、それでも5人家族に使用人4人です。
この鳩山家、5代にわたって東大卒業で、100年以上の間代々政治家という親の職業を受け継いでますが、ここに来て、この人材難。
で、鳩山家は仕方ないにしろ、仕方ないでは済まされないのが私たちの国。
CIAの情報収集に協力して、つまりスパイをしてケロッとしているのも不思議ですが、ベルトコンベアー発言にアルカイダ発言、そしてこのCIAスパイ発言と続いて、罷免されないのが不思議です。
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