後期高齢者医療制度が問題になって、2年前、私も友人やご近所さんに署名を集めに行った「リハビリテーション医療の一律打ち切り」が、最近またクローズアップされてきたのでしょうか。だとうれしいのですが。
署名運動のその後、厚労省はほんの少し制度を手直ししたようですが、大した改善はされていないようです。
コイズミ政権下で始まった医療費削減・弱者切り捨て政策について、この署名運動を呼びかけた多田富雄さんが『わたしのリハビリ闘争』を書かれています。
今朝のNHK生活ほっとモーニングのテーマはリハビリでした。
コイズミ改革は弱いものいじめだ、とよく言われてきましたが、とにかく少数者が泣きをみるような政策を推し進めてきました。少数の弱いものを無視して切り捨ててきたわけです。
そしていよいよ後期高齢者医療制度を実施することでとうとう多数を相手にすることになり、問題が明からさまになった、といえそうです。
*教訓
少数の問題と思っていると、やがて多数のものにも、その他大勢にもふりかかってくる。
さて、生活ほっとモーニングの本日のスペシャル、タイトルは「時間がたっても回復できる」です。
しかし、介護保険の施設では専門家が不足し、なかなか十分なリハビリが行えません。
一方で、東京都世田谷区にあるリハビリの施設では、専門家のサポートを受けながら、利用者が自ら目標を立て、その目標を実現するためのリハビリを自主的に行っています。
発症から数年たっても能力が回復していく人が出るなど成果が上がっています。
番組では、十分なリハビリができない介護施設の現状と、リハビリの持つ可能性についてお伝えしました。
(番組HPより)
医療保険適用期間は、なにしろ「発症から最長で6か月間」です。
危機を脱して本格的なリハビリを始めたときには、叔母はすでに発症から3か月を経過していました。今のまま病院でリハビリの指導を受けるのは、あと2か月のタイムリミット。
長年病床にある80歳を過ぎた叔母は、頭もしっかりしていて意欲的ですが、体そのものにかなりの故障を抱えています。
そのためこれまでも時々リハビリが中断され、そのたびに不安を抱えながら、タイムリミットが迫るのを、指をくわえて見ているより仕方ありませんでした。
本格的なリハビリを再開してもう2週間が経ち、タイムリミットまで1か月半。ここに来てまた故障がひとつ出てきました。
またちょっと、リハビリはお休み。
せっかく足に力が入るようになった、と喜んでいたのに。
おばちゃんが、持ち前の明るさと意欲でなんとか乗り切れますように! また自宅でおじちゃんといっしょに生活できますように!
なおリハビリについての私エントリーは、
「寝たきりでも、リハビリは必要です」
「リハビリ打ち切り制度はどうなったか」
介護については、
等があります。お時間の許す方は、読んでいただけたらうれしいです。
