日刊ベリタによると、4月の世論調査では、就任して1年になるフランスのサルコジ政権の支持率は3月の37%から36%に下がり、不支持が63%から64%に増えたそうです。

 それぞれ1%の増減で誤差のうちなのかもしれませんが、おや? と思ったのが、日本でよくある「分からない」とか「どちらともいえない」とかの曖昧なものがこの数値の中に全然ないこと。日本だったらかなりの率を占めますよね。

 もともとそうした項目がないのでしょうか?
 だとしたらなぜないのでしょうか?
 フランス人は支持か不支持かはっきりしているのでしょうか?
 
 おもしろいな、と思いました。

 さらに、「サルコジ政権によってフランス人とフランスの状態は向上したかどうか」という質問に対しては79%が「向上してない」と答えたらしいですが、この質問の仕方も単刀直入でおもしろいですね。

 今年3月の日本経済新聞の調査では、

「Q3.あなたは福田内閣の仕事ぶりを評価しますか、しませんか」とあり、

 (   24) 評価する
   (   62) 評価しない
   (    8) (どちらともいえない)
   (    6) (いえない・わからない)

 という結果が出ていましたが、

「フクダ政権によって日本人と日本の状態は向上したかどうか」という表現で質問をしたら、どんな結果が出るでしょうか。

 それにしても「仕事ぶり」を評価するって、なんだかおかしいですね。
 
 どんな結果であれ、一所懸命やっていたらOKよ、ということなのでしょうか。子どもの教育ではそんな言い方がよくされますが、政治がそれでは困ります。

 内閣のとった政策の結果、私たちと私たちの国の状態がどうなったか、という質問の設定の方が、現行の政治に対する有権者の評価が的確に出ないでしょうか?

 ついでに、

「コイズミ政権によって日本人と日本の状態は向上したかどうか」
「安倍政権によって日本人と日本の状態は向上したかどうか」

 と過去をふり返ってし調査して欲しい。

 また、今日、自民党国家戦略本部の国家ビジョン策定委員会が、衆院定数を200(現行480)、参院定数を50 (同242)に削減することを柱とする政治体制改革案を発表したらしい。

 さらには頭数の減ったところで、政党への公的助成を現行の国民1人あたり250円から1.000円に増やせ、といってるらしい。

 これが「国家ビジョン」というのですから困ったものです。「国家ビジョン」というより自民党政権維持のための「小手先ビジョン」。

 定数をこれだけ減らせば、ますます少数政党は切り捨てられて、国民の多様な意見が政治に反映するのが難しくなるのではないでしょうか。

 おまけに企業からの献金はばっちり取って、そのうえに政党助成金を現行の4倍ほしいとは、○○も休み休み言え、というところ。

 こんなことを政権与党が考えているなんて、ほんとうにこの国は大丈夫か?! と心配です。

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