秋葉原殺傷事件報道で命拾いをした人たち。国民負担=増税キャンペーン
気になっていたことですが、15日のゲンダイネットがうまくまとめてくれてましたね。
「洪水のような報道で得したヤツら」です。
秋葉原17人殺傷事件が大きく報道される中で目立たなかった重要なニュースの指摘です。
ただ、注目したところが少しばかりずれて、私が気になったのは次の3点。
【沖縄県議選で与党が過半数割れ】
↓
自民党古賀誠選対委員長 山口2区補選に続いて連敗
【後期高齢者医療制度廃止法案参院可決】
↓
コイズミ純一郎元首相・桝添厚労相
【財務省から全中央省庁にまで広がった接待タクシー】
沖縄県議選のCMで活躍したというハマコーの役立たずぶりは、私にはそれほど大した問題ではありませんでした。だって、ある程度以上の年輩の人にとって、ハマコーこと浜田幸一は、国会議員当時でもその“悪っぷり”が有名だったくらいでしょ?
誰が今さら、ハマコーがお年寄りのことや福祉のことを本気で考えてる、なんて思うんでしょ!?
テレビタックルで名前を売ったことをかったか、安易に彼をCMに起用した自民党の感覚は、やはり有権者を舐めているのでは?
ちなみに現在の自民党広報官は野田聖子氏のようです。またこの方を広報局長に就任させたのは古賀誠氏の力ですから、沖縄県議選に関して、二重の意味で古賀誠氏は大きな傷を負ったわけです。
それでも、何にもできない自民党。。
それに、やみくもに、歳出削減すればいい、とばかりにこの後期高齢者医療制度の導入を決めたコイズミ純一郎。
20数年かけての霞ヶ関の一大成果とはいえ、無定見なパフォーマンス男の責任は大きいですし、同じくいろいろとパフォーマンスを気取る桝添厚労相は、とても改善されているとは見えない年金問題も含め、一向に責任を取る気配は見せません。
さて、昨日見つけた言論NPOのアンケート結果。
6月6~14日の企業経営者、学者、新聞記者など200人を対象にしたものらしく、いかにも良識的な結果が出ているのですが、それでもどこか違和感を覚えます。
「政治は責任を果たしているか」の問にYesと答えた人はわずか2%。
“課題には取り組むも答えを先送りし、責任は十分果たしていない”と“課題に取り組みもせず責任はまったく果たしていない”という批判意見が94%を占めています。
こうした政治の惨状の原因を、「民主党が政権交代や選挙を最優先していることで、政治が権力争いに終始していること」と「福田政権にビジョンやリーダーシップが欠如していること」とあげたのがそれぞれ36%、35%で最も多く、これまた「いかにも」な回答。
戦後60有余年、ほんの一時期を例外として政権を取り続けてきた自民党が、霞ヶ関官僚と手に手を取り合って澱んだ水をさらに濁らせ腐敗させてきたことを考 えれば、政権交代を唱えるのは至極当然ですし、2005年9月11日の総選挙のデタラメさを思い出せば、選挙を最優先するのも有権者の気持を代弁している ともいえる、ということはさておいて、日本の政治のポピュリズム性についての回答を見ます。
すると、「非常に問題だ」「本質的な問題ではない」の差はさておき、現在の日本の政治がポピュリズムに流れている、と捉えているのは83%にのぼります。
で、問題はその原因。
「政治家が増税などの国民負担の問題に触れようとしないから」という回答が最も多い40%を占めているのです。
う~ん、「国民負担の問題」とは!
政権は消費税増税に向けて着々と外堀を埋め、このアンケートに回答を寄せた人たちがどういう顔ぶれかまったく分かりませんが、企業経営者はもちろんのこと、学者、ジャーナリストまでそれに協力する人が多い、ということでしょう。
だいたいこの言論NPOのアンケート自体、こうした設問で処理をしているわけですから、いっしょに消費税増税キャンペーンをしているようなものです。
なぜ法人税を上げることを問わないの?
所得税の累進性を高めることは?
相続税を上げることは?
それに、宗教法人の課税問題は?
こうしたことには目を向けず、目を向けさせずに、ひたすら国民負担ですものね。
真面目で優しい納税者である大多数の国民は、仕方ないなあ、払いたくないけれど、と認めてしまうのでしょうか?
