また東北で地震が起きましたね。前回の岩手・宮城内陸地震からたった40日しか経たずに震度6強とは、被災地の方々のお疲れはいかばかりでしょう。お見舞い申し上げます。
さて、昨日は以前からいろいろ手伝いをしている叔母の転院日でした。昨年の大晦日に尿路感染で入院してもう半年を過ぎてました。
はじめの1、2か月は何度か生死の境をさまよいましたが4月には内科的には問題がないまでに回復。本人の強い意志もあり、リウマチの痛み、圧迫骨折の痛み が続きながらもリハビリ病棟に移りました。何度か症状が悪化してリハビリを中断しながらもある程度まで骨も安定。それでもまだ家庭に帰るには不安が残る、 ということで新たなリハビリ施設へ移ったわけです。
「介護療養型病床」というのでしょうか。それまでの総合病院のリハビリ病棟とはちょっと違う印象ですが、入院1日目ではどこがどう異なるかよく分かりません。これから注意して見ていきましょう。
ちなみに84歳になる叔父の方は妻の転院付き添いこそすれ、衰えも激しく、30分以上身体を立てて行動するのはとても苦痛な様子。入院直後のソーシャルワーカーとの話し合いまでは体が持ちません。
叔母の介護にも、こうした転院の際も、とても戦力になりません。
子どものいないこの夫婦はお互い歳をとって互いにいたわり合う気持がとても深くなり傍から見ていて気持ち良いほどなのですが、やはり男のわがままを通してきた人。妻のいない自宅の生活にはひどく不自由をしています。
それにしても叔母の入院、転院、何度かのソーシャルワーカーと内科医師、リハビリ医師の話し合い等を経験したものの、現在の医療制度がいまひとつ分かりません。
コロコロ変わる複雑怪奇な医療制度は、どなたかがぽろっとこぼしてましたが、医師の方もよく分からず、「えっ、いつ変わったの?!」という声をあげたりするのだとか。
夫のもう1人の叔母が入院する整形外科・リウマチ科の病院はスポーツリハビリテーションまで行う新しくてきれいな施設にスタッフも充実しているのですが、 なにしろ医療費以外の費用、つまり保険のきかない費用がかなりかかります。それでも先述の叔母のところなら無理なく払える額ですが、どいういうわけかトイ レの入り口には数段の階段があります。
ということは、車いすに乗って用を足しに行くような重症患者は最初から拒否している、ということでしょうか。
見舞いに行っても病院独特の薬臭さや病人の匂いがなく、まるでホテルのようです。評判も良くて、これまで何人もの人から、良くなった、と喜びの声を聞いて来ました。
繁盛ぶりを見ると、これからはこんな病院が増えてくるのかもしれない、などと考えたりします。
たしかに軽度のうちに直すというのはとても大切なことだと思います。でもそれには費用が結構かかりますね。おそらく蓄えのない上に国民年金だけで暮らしている人にとっては負担できないでしょう。
それに先述の叔母のように、現に重度になっているものにとってはどうしようもありません。
特に年寄りの場合次第に重くなっていくのも仕方のないことですし、今、本人も家族も四苦八苦しているような人にとって、頼りになるのは介護保険しかありません。
介護保険でカバーできないところは自己負担で介護を頼むことになりますが、ある程度蓄えがあっても無限ではありません。これから何年そんな生活が続くのか? と考えると、出費を渋る気持にもなるようです。
介護にお金はつきものです。要介護度が高ければ、施設入所にもずいぶん費用がかさみますしね。
ケセラセラ、なるようになる、と笑い飛ばせるのも若いうち。安心して年取ることもままならぬ、というところです。
若ものは非正規雇用に翻弄され、年寄りは医療・介護制度に呻吟する。
政治の出番だ、といっても政権と与党は消費税増税しか口にしない。
時事通信社の10-13日実施の世論調査での消費税引き上げについて「賛成」と答えた人は「どちらかといえば賛成」(29.9%)を含め計42.2%、と いう数字を見たときはびっくりしました。4割以上もの人が賛成とは! 政府のみならずメディアあげてのキャンペーンに疑いを持たない人の多さを物語ってい ますね。
