とむ丸の夢

政治屋August 31, 2008 4:41 pm

ちょっとどころかとても恥ずかしいそろい踏み。
 

 
 みなさんご存じとは思いますが、念のため。左より麻生太郎自民党幹事長、古賀誠自民党選対委員長、太田誠一農水相、麻生渡福岡県知事。

 解散総選挙を念頭に、一致結束でがんばろう、と気勢を上げたようです。

 野党をナチ党呼ばわりした麻生氏、消費者を「やかましい」とか「潔癖馬鹿」とか言い放った太田氏、渡った先の道路は行き止まりの誠橋をつくった古賀氏、「もはや闘う知事会ではなくなった」と副会長の寺田典城・秋田県知事に痛烈に批判された麻生渡全国知事会会長の面々です。

 それにしても度重なる失言暴言の麻生太郎氏も、暴言と事務所費問題の太田氏も、平然とお役を務め続けようとしているところがなお恥ずかしい。本人たちのみならず、それを許しているフクダ首相も。

 また太田氏は「不徳の致すところ」と言いながら「食糧自給率を5割に上げることが自分の使命」と述べたとか。

 解散があろうとなかろうと総選挙は1年以内に行われ、解散・総選挙の前か後には内閣総辞職があるわけで、この方は、そんな短期間の間にさまざまな要因が絡んだ現在の低自給率をそれほど簡単に上げることができると、ほんとうに考えているのでしょうか。

 もし本気でそう考えているのなら、一致結束でがんばろう、などと言ってる暇はないのではないでしょうか。

 などということを考えれば、これが単に辞めたくない、という気持のいい訳に過ぎないことが分かります。

      人気blogランキングへ

Uncategorized, つぶやきAugust 30, 2008 4:24 pm

へえ、埋蔵金ってあるんですね。

 江田けんじさんの今週の直言「埋蔵金はいくらあるか……1円残らず掘り出せ!」にちらっとあります。
 なんでも出所は財政融資特会と外為資金特会だとか。

 財政融資特会からは、過去の高金利時代に貸し付けた返済金利が現在の金利を上まわっているために毎年2~3兆円の利益が、外為資金特会からは、政府短期証券での資金調達の金利とドル建て債等での運用の金利との差で毎年4%分の収益があがるのだそうです。

 さらに「独立行政法人の剰余金(15兆円)、郵政民営化会社やJTの政府株の売却益(10兆円超)、国有財産売却(1兆円超)、地デジによる周波数売却(4兆円)等を合算すると「埋蔵金候補」の額が途方もない額になっていく」という話し。

 なんだかよく分からないけれど、与謝野馨政調会長が「埋蔵金はない」と断言しているのはどうも嘘ではないか、という気がしてきます。

  でもなぜ、与謝野馨政調会長や財務省はこの埋蔵金の存在を否定するのでしょうね。増税をするためだ、とよく説明されていますが、なぜ増税をしたいんでしょうか。

 こちらには、特殊法人に天下った官僚OBたちが消費するために、官僚たちがかなり大目に資金準備をしていると考えるのが自然だ、というような推測をしています。そんなところなのでしょうか?
 だとすると、ひと頃問題になった“裏金”と同じと考えていいのでしょうか?

 たったそれだけで? そんな自己保身のためだけに、収入減と物価高にあえぐ私たちから、さらに税を搾り取ろうとするのでしょうか?
 まあ、年金問題に関する社会保険庁のデタラメ状態を考えると、なるほど、そうかもしれない、と思いますが、社会保険庁同様、なぜそんな状態が許されてきたのか? と考えると、やっぱり政治家の責任は大きいと思います。

 で、誰も責任をとろうとせず、逆にそうしたことすべてをチャラにして民営化を叫ばれても困ります。
 実際に社会保険庁の解体はアベ内閣時に決まってしまいましたが、郵政民営化でも社会保険庁の廃止・機構変更でも、私たち有権者/納税者から見ると一層複雑な組織になってますね。ますます、見にくい、訳分からないものになりそう。

    人気blogランキングへ

つぶやき 4:22 pm

国会議員が「クールビズ」のようなダラシない格好をしていること自体が言語道断、などという言葉をどこかで目にしたけれど、言語道断かどうかは別にして、テレビ画面に閣僚たちが登場するたびに、全然似合ってない、とか、みっともない、とか思う。

 ちょっとはまし、の人はいても、似合ってる! なんて人はまずいない。
 おそらく上等なスーツを着ているだろうに、クールビズなどという言葉に強迫的に反応せざるをえなかったのだろうが、政治家の面構えは、よくよくファッションに縁がないのだろうと思う。

  クールビズなどという小手先のアイデアを考える点については小池百合子氏は天才的なひらめきを持っているみたいだけれど、こうも見苦しいクールビズを見せ つけられては、環境問題に下心のない一般人には広がりそうもない、50年代の映画に出てくるような真っ白い開襟シャツのほうがまだいい、と思う。

  人気blogランキングへ

戦争・平和August 28, 2008 4:20 pm

お昼のNHKニュースに登場した町村官房長官。ペシャワール会伊藤さんの訃報を受けて、対テロ対策の重要性を強調していました。

 NHKオンラインでは、町村氏はお悔やみを述べ、「平和協力国家・日本」としての努力が必要であることに言及しながらも、

  「各国がテロ対策に必死の努力をしているなかで、日本がテロとの戦いとの戦列か ら脱落すれば、国際社会の動きと真っ向から反することになる。今回、NGOから犠牲者が出てしまったのであればあるほど、テロとの戦いに日本が積極的に関 与していく重要性を国民も感じたのではないか」

 と語ったと報じられています。

 もちろん、インド洋での給油法案や自衛隊派兵問題が控えていることを念頭に置いてのことでしょうから、日本政府はこれから大手メディアまで動員して、いわゆる「テロ」の危険性を訴えていくのでしょうね。
 
 で、ふと考えてみれば、先の世界大戦時、他国に侵攻したドイツ軍は当然のごとく激しい抵抗=レジスタンスにあいましたし、レジスタンスは祖国を救うものとして肯定され記憶に残されました。

 米国のアフガニスタン侵攻の理由は、9.11のテロを実行したアルカイダの殲滅でした。そして、当時アフガニスタンを支配していたタリバン政権がいかにもアルカイダとつながりのあるように喧伝されて各国の賛意を得た、ということでしたね。

  結局、タリバン政権のアルカイダとのつながりは否定されてもアフガニスタンの抵抗運動は「テロ」のひと言で片づけられ、ひたすら軍需産業の製造物である兵 器と米軍をはじめとする多国籍軍兵士の若い命、そしてアフガニスタン民間人、子どもも女性も年寄りも、それこそ区別なく多くの命が消耗されてきました。

 多分、米国の情報網をもってしたら、タリバンとアルカイダが無関係なことなど最初から分かっていたでしょうに。

「反テロ」で米軍のアフガニスタン侵攻を煽り立てた責任の一端は紛れもなく私たちの国にもあるというのに、官房長官の、「テロとの戦い」から脱落するな、むしろ今まで以上にテロ対策を推進しろ、というメッセージは、予想はしてましたが、あまりに矛盾をさらけ出しています。

「平和協力国家・日本」の努力の真っ先に揚げられるものが、なぜインド洋の給油活動になるのでしょうか。

 あまりに多くの命が奪われ失われ、混乱と疲弊の極みであろう彼の地に平和をもたらす活動が、インド洋での米軍等への給油活動でほんとうにいいのですか? 

 ドイツ軍の占領に対するフランスの抵抗がレジスタンスと呼ばれ、米軍の占領に対するアフガニスタンの抵抗が、なぜテロと呼ばれるのですか?

 そもそも米軍というより米国の過ちは、侵攻の大前提が間違っていたこと。それをおして作戦を強行し、さらなる混乱をもたらしたこと。
 国土が荒らされ生活が破壊される泥沼の中で住民とともに泥だらけになってきたのが、伊藤さんたちNGOのメンバーだったのではないでしょうか。

 伊藤さんの意思を継ぐならば、少なくともアフガニスタンの国土を荒らしたり生活を破壊するものであってはならないと思います。

 話しは変わって、渡辺、大江、姫井3氏の民主党離党のことをちょっと。
 テレビはしつこく渡辺、大江おふたりの言葉を何度も流してますが、いいんじゃないでしょうか。少しだけ、民主党が分かりやすくなりました。
 大江氏などは、もともと自民党二階氏の子分みたいなものでしょ?
 いろいろと物議をかもしていた姫井氏まで自らしりぞいてくれたわけですから。

 ただし、民主党ということで支持され当選したことを考えると、議員辞職して出直すべきだと思います。

   人気blogランキングへ

政治屋 1:38 pm

外交下手の日本の切り札がファーストネームの呼び合いなのかしら? と目が点になったニュース。

「これからは『ヒロ』と呼んで」。
 中曽根弘文外相は26日のライス米国務長官との初会談でこう語り、親密な関係づくりに努めたとか。

 ジョージ-ジュンイチロウとか、ライス-マダム・スシを持ち出すまでもなく、中曽根氏の父親が、かつてロン・ヤス関係を作り上げて悦に入ってましたね。

 小にくいテクニックよね(恥ずかし~い)。

 中曽根氏が会談の最後に「いつでも電話で連絡がとれるようにしたい」と伝えたところ、ライス氏は、「自分のことは「コンディー」と呼んでください」と応じたんですって。
 コンディー-ヒロか……ライスさんは、思い通りになるなら、お安いご用よね。
 
 しかし、コンディーさん、来年はどうなるかわかりません。オバマ氏が大統領になれば当然今の職に留まってはいられないでしょうし、仮にマケイン氏になったところで、交替じゃないでしょうかね。

 いわば、あと3か月の国務長官。
 ファーストネームで呼び合うことがアソウ氏長年のテーマ“価値観外交”の戦略の一つだとしても、たったこの先3か月しか通用しない手ですよ。

 いや、それだけあれば十分……かもしれません。

 さて、26日の産経。

「  小泉純一郎元首相が政界引退を固めた直接のきっかけは、麻生太郎首相の圧勝に終わった自民党総裁選にある。今回の総裁選で、小泉氏は自らが主導した構造 改革路線が党内では歓迎されなくなった現実を確認した。党外に活路を求め、政界再編に走る手もあったが、そこまでの気力は今の小泉氏には残っていなかっ た。

 …… 」

 まあ、産経に限らずそんな論調が多いけれど、“失意のコイズミ純一郎”を演出する必要はないと思う。

 引退と次男進次郎氏が後継になることについては以前から言われていたことではなかったかしら。
 
 そのために、次男をコロンビア大学院と米国有名シンクタンクに預けて箔を付けさせたわけだろうし。

 このコイズミJr.について、「きわめて有能だと思う」とアソー氏は評したようですが、この言葉からは父親に代わってコイズミ進次郎を自民党の宣伝に使おう、という思惑がちらほらみえてきます。

 また、進次郎氏のアメリカ遊学成果はかなり疑わしい話しではないか、ととれる記事がこちら

 コロンビア大学院入学について、そこでは以下のように言われています。

米 国の大学院は英語力や学部時代の成績以上に、推薦状が大きな力を発揮します。進次郎氏ならば政治家や著名な学者の推薦状をもらえるでしょう。ま た、“コネ入学”ではなくても父親が総理在任中の留学ですから、大学にとっては日本の有力者との人脈を築くためにも、ぜひ確保し たいという思惑はあるでしょう

 ブッシュ・ジュニアのハーバード・ビジネススクール入学についても、霍見芳浩氏がそうした枠で可能になったものであることを証言していました。

 シンクタンク就職については、thetheさんは以下のような評。
 
……
た だ進次郎氏が英語ができたとしても、この研究所の仕事についていけるかは疑問です。おそらく他の日本人職員がメンター(指導教授)につくと思いますが、 彼が2008年までにどのような論文を発表するかなどに注目したいと思います。まあ借りにできなくても、アメリカが仕込みを入れるために、入所させたと考 えれば別に不思議ではありません。ただし小泉首相のポピュリスト的な手法は、上記の大物達のお気に召す所では間違いなくないはずなので、政治的な思想は、 小泉首相とは異なったものになっていることでしょう」。

 このシンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)での小泉ジュニアがマイケル・グリーン氏と共同で書いたという論文についてはジャパンハンドラーと国際金融情報さんのこちらに記事が。

「マイケルもこんなJr.の指導係を引き受けさせられて大変だなあと思います」

 とジャパンハンドラーと国際金融情報さんは言われていますが、一番大変なのは、“人気者政治家2世”として彼を押しつけられる私たち日本国民かもしれません。

     人気blogランキングへ

つぶやきAugust 26, 2008 4:14 pm

先週末から関西に行っておりました。

 用事を済ませて京都の友人宅へと夕暮れの道を急いでおりますと、同じような小路に同じような住宅が建ち並び、どこでどう間違えたか、迷子になってしまいました。
 ちょっと周辺をぐるぐる歩き回ったものの、はてさてどうしたものか、また駅まで戻ろうか、ととぼとぼ行っておりますと、私と同じぐらいの年格好の女性と出会い、住所を示しながら道を尋ねてみました。

 結局この方にも分からず、そちらから携帯電話をお借りして友人に連絡をしました(私は携帯は持ってません)。
 ご夫婦づれだったこの女性には友人宅へ到着後も確認の電話をいただき、大変親切にして頂き、ちょっと感激。ありがとうございました~、と大声(たぶん、ここからではこのお礼の言葉も届かないでしょうが)。

 ↓ 観光に行ったわけではないのですが、散策の折りに見つけたものの数々です(中には京セラ創業者の方のご自宅も)。


 久しぶりに自宅のテレビでニュースを見てますと、オリンピックの興奮まだ冷めやらず、といった感じで、いろいろと報じられてました。

 で、目についたのが「競技力向上 文科省の取り組み」とやらです。

 なんでも、

「北 京オリンピックで日本が獲得したメダルは25個で、目標としていた30個を下回り、4年後のロンドン大会 に向けて競技力の向上が課題となっています。これを受けて、文部科学省は、オリンピックなどの国際大会でメダルを獲得できる選手を育成するための取り組み に力を入れることになり、東京が招致を目指す8年後の夏のオリンピックに向けて、競技ごとに外国チームの戦術や国際ルールなどの情報収集や分析を行い、長 期的に選手やチームの育成、強化に取り組む「ナショナルコーチ」を新たに配置する方針……」

 だそうです。

 そのためには今年よりも37億円プラスの172億円の予算を要求するのだとか。

 なるほど、ふむふむ。

 競争となると、政府はすぐに重い腰を上げるんだなあ、と感心いたしました。 

 福祉の充実を目指すオリンピックとか、平和指向国際コンクールとか、政治家クリーン度オリンピックとかもちらっと頭をかすめましたが……やっぱりだめですかね?!

 競争は競争でもいろいろあって、みんなが一体感を感じて精神を高揚させるものでないといけない。それも、シンプルで分かりやすい形で提供されないといけないわけですから。

 政治力向上への取り組み! ってできないものでしょうか。とりわけ、政治家の方々の政治力向上!
 
 オリンピックよりもなによりも、私たちの国の目下の急務なのですが。

      人気blogランキングへ

政治屋August 25, 2008 1:32 pm

お口はチャック」、と教えてくれた某幼稚園のモットーは、「強い子良い子明るい子」でした。

 就任して初の記者会見で麻生氏は「日本を明るく強い国にすることが、私に課せられた使命だ」と述べたとか。

 不謹慎ながら、お口のチャックを閉めてほしい、とよく思うこの方のこのせりふで、またまた、この幼稚園で叩き込まれたこのモットーを思い出してしまいました。

 その幼稚園では毎月1回、誕生月を迎える園児たち一人ひとりにプレゼントが手渡され、顔を上気させて受けとる子たちは、ハキハキと大きな声で、強い子になりますっ! とか、良い子になりますっ! とか、明るい子になりますっ! とか、誓うのでした。
 きっと練習したんでしょうね。

 で、これを見てうん? と感じてしまった私。さっそく4歳の我が子を掴まえて尋ねる。

 私:強い子ってどんな子?   4歳児:犬と喧嘩しても負けない子じゃない?

 私:良い子ってどんな子?   4歳児:お母さんの言いつけをよく守る子。

 私:明るい子ってどんな子?   4歳児:電気みたいに明るい子。
  
 (↑ 電気みたい、というのはきっと、電球とか蛍光灯とかのことでしょう)。                   

 ああ、アソウさんも、「人生で必要な知恵はすべて幼稚園で学んだ」んだ。。
 
 でも、

 強い国って、犬じゃなくてどこと喧嘩するんだろう?

 明るい国って、まさか、列島中が電気でこうこうと照らされている国じゃないですよね。

 それに、アソウさんは、あとひと言、「良い国」を言い忘れていたんじゃないでしょうか。

 良い国って、お母さんの言いつけじゃなくて、誰の言いつけをよく守るのかな? やっぱりブッシュさんかな?

 それで、人生で必要な知恵を幼稚園で学んだにしても、

 何でもみんなで分け合うこと
 ずるをしないこと
 人をぶたないこと
 使ったものは元のところに戻すこと
 ちらかしたら自分で後片付けをすること
 人の物に手を出さないこと
 誰かを傷つけたら、ごめんなさい、ということ
 食事の前には手を洗うこと

 釣り合いの取れた生活をすること ― 毎日、少し勉強し、
 少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、
 そして働くこと
 おもてに出るときには車に気をつけ、手をつないで、
 はなればなれにならないようにすること
 ……

 等々という、幼稚園の砂場に埋まっているという人生の知恵をみると、分け合わずに独り占めしているみたいですし、ずるはいっぱいやっていそうだし……ごめんなさい、って謝れるかしら?

 あんまり良い子ではなかったのね、アソウさん。

      人気blogランキングへ        

戦争・平和August 24, 2008 1:31 pm

休み明けの今朝のNHK。
 テレビをつけると、のっけから在日米海軍司令官が中国にふれながら、安全性を強調していることに少々度肝を抜かれました。
 何ごとか、と思いきや、原子力空母ジョージ・ワシントン(10万2000トン)の横須賀基地配備を報じているところでした。
 
「昭和48年空母ミッドウェーが配備されて以来35年間にわたって、アメリカ本土以外では唯一の空母の母港となってきましたが、原子力空母の配備は初めて」

 という話し。

「ジョージ・ワシントンは、ことし5月に太平洋を航行中に、たばこが原因で大規模な火災を起こし、1か月以上横須賀への配備が遅れたほか、過去に日本 に寄港した原子力潜水艦から微量の放射性物質を含む排水が流れ出ていたことも先月、明らかになり、地元では安全性を不安視する声は消えていません。横須賀 市内では、24日も配備に反対する市民グループや平和団体などが大規模な抗議集会を計画しています」

 とも伝えていました。

 そういえば、「 核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則は、近頃さっぱり耳にしなくなりましたね。
 ライシャワー元駐日大使の証言からも判るように、この三原則はとっくの昔から有名無実と化してはいましたが、まがりなりにも、いちおう、歴代総理はコイズミアベフクダ氏らを含めて、広島・長崎平和祈念式典での挨拶では言及されていました。

 一様に、

 「今後とも憲法の平和条項を遵守し、非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立ち続けることを改めて誓います」
 
 というような言葉が明言されているわけですが、現実とのこの落差を、いったいどう理解すればいいのでしょうか。

 で、この非核三原則に対する日本政府の立場は、たとえば2年近く前の鈴木宗男衆議院議員の質問趣意書によく表されているのですが。

非核三原則は法的拘束力を有しているか》の問に対して、

「政 府としては、非核三原則を政策上 の方針として堅持している。また、原子力基本法(昭和30年法律第186号)において、原子力の研究、開発及び利用は平和の目的に限り行う旨が規定されて いる。さらに、我が国は、核兵器の不拡散に関する条約(昭和51年条約第6号)上の非核兵器国として、核兵器等の受領、製造等を行わない義務を負ってい る」

 と応えているわけです。

 これは、平和を目的とするものであれば、三原則には当たらない、ということなのでしょうか。ちなみに、原子力発電はこの《平和目的》ということになるのでしょうか?

 で、原子力基本法と核兵器の不拡散に関する条約の二つによって、平和目的に当たらない核兵器等の受領、製造等の禁止が法的に拘束されているようですが、「持ち込ませず」について返答のないところをみると、法的拘束力はない、と理解しました。

 では、歴代首相が明言する三原則のなかの一つ、「持ち込ませず」は、単に首相の口約束に過ぎない、たとえ「持ち込まれても」どうにもならないのだ、ということなのかしら?

 う~ん、私の乏しい知識でも、たしか民法で規定する「契約」は口約束でも成立したと思いますし、そもそもが、日本の首相の言葉って、そんなにも軽いものだったのでしょうか!

 それもただのオフレコ発言ではありません。

 広島・長崎の平和祈念式典での挨拶という全世界に向けての言葉。

 それがこうも簡単にくつがえされてしまうなんて。

(あの世で閻魔さまに出会っても、申し開きは立たないぞ)。

        人気blogランキングへ        

政治屋August 21, 2008 4:12 pm

「全国知事会の面々は、ほんとうに住民の生活を考えているの?!」で取り上げた全国知事会ですが、例会のようなものと理解していいのでしょうか、年に2回開催される全国知事会議がこの7月に開かれたばかりです。

 そこで、「もはや闘う知事会ではなくなった」と副会長の寺田典城・秋田県知事が会長である麻生渡・福岡県知事を痛烈に批判したそうです(8月1日ゲンダイネット)。
 
 寺田知事がいうのは、

“一国一城の主”である知事が、中央政府にお願いばかりしているようでは地方の時代なんてない。もっと国と対等にやり合おうではない か”というものだ。それも当然で、2005年に麻生知事が会長になって以来、知事会は政府・与党にベッタリになってしまった。

 ということだとか。なるほど。

 そして永田町関係者の言葉として、

 この春も福田内閣が強行したガソリン暫定税率延長のお先棒を担ぎ、今回の知事会議も“地方消費税を上げて欲しい”“削減された地方交付税を復活して欲しい”とお願いばかり。ただただ政府にオンブにダッコでやっていきたいということでした。

 ということが紹介されてます。

 というと、7月18日に消費税率の引き上げを求める提言発表の裏側にはこんなことがあったんですね。

 麻生渡。福岡県知事は現在4期目。
 wikiには「全国知事会では、政府と対決する場面が増えた」と《特技》の項に1行ありますが、これは冗談でしょうかね。
 でも、誰が書いたか、わざわざ書き込むところをみると、「政府・与党にベッタリ」という批判が出ることを警戒している人がいるということでしょうか。
 地元で見る限りでも、やっぱり「政府・与党にベッタリ」というのが当たっていると思うのですが。

 「ジョブカフェ・モデル事業」では、自分が役員をつとめる会社・団体に“業務丸投げ”の疑惑も浮 上している、というのですが、福岡県の場合はこの事業に該当するものは、「がちんこ仕事塾」と「若年者就職支援事業」のふたつのようです。

 がちんこ仕事塾の受託先はビッグ・フィールド・マネージメント株式会社。人材育成・紹介をしているところみたいですが、HPのトップにはちょっと怪しげな口ひげ社長の写真があって、一瞬、ギョッとしてしまいました。。
 で、ここが、再チャレンジ組の若ものを人材とすべく福岡県から委託されたところか、と思った次第。。

 ゲンダイネットにあった福岡ソフトウェアセンターの取締役会長は、たしかに麻生渡・福岡県知事になってますね。副会長は斎藤守史・飯塚市長。株主一覧を見ると、地元の有力企業がずらり。
 行政トップと企業とのネットワークはこうしてできあがっているのですか。とてもわかりやすいですね。 
 これで、次の県知事選も盤石でしょう。

 さて、もうひとりの麻生氏、麻生太郎自民党幹事長。

 口の悪いゲンダイネットは、8月6日掲載分で、

 これ(民主党をナチスにたとえた発言)が見過ごせないのは、麻生といえば、ひん曲がった口による舌禍が絶えないからだ。自民党関係者は「またやった。麻生の口は命取りになる」と苦虫を噛み潰している。ざっと、過去の失言を拾ってみてもこれだけあるのだ。

「(日本の農産物が高いのは)アルツハイマーの人でも分かる」(07年7月)

「憲法9条2項を『陸海空自衛隊、これを置く』と置き換えればいい」(01年4月)

「安さだけなら核(武装)の方がはるかに安い」(03年5月)

「創氏改名は朝鮮人が名字をくれといったのが始まり」(03年5月)

「高齢者の85%は周りが迷惑するくらい元気だ」(06年9月)

「大変だ大変だといって靖国の話をするのは、中国と韓国、世界191カ国で2カ国だけだ」(05年11月)

「消えた年金の突き合わせで受給者はもっと貰えるかもしれない。こらあ、欲の話だろうが」(07年12月)

 と指摘しながら、「金がらみ、女がらみの話もゴマンとある……火種はゴロゴロ転がっている」と言ってます。

 へえ~、ゴマンとあるわけか、と驚きながら、いったいどんな話しがあるのかな? と好奇心のアンテナをちょっと揚げたところ、さっそくひっかかりました。
 

  国立身体障害者リハビリテーションセンター発注の汚職事件で贈賄容疑で警視庁に逮捕された久保村広子容疑者(74)が社長をしている眼科医療機器販売会社 「ヤマト樹脂光学」から95~06年の12年間に総額370万円の献金を受けていたことが分かった。  (asahi.com.8月21日)

 
 なんでも昨年6月にはこの会社の創立40周年のパーティでは「堅実な商売をしている久保村さん」ともちあげていたのだとか。

 それにしても12年間で総額370万とか、ちょっと少ないですよね、ほんとかなあ?
 だって、1年で3億集めるんでしょっ?
 それに、1日で200万近く飲み食いするときもあるわけでしょ? 料亭2軒、日本料理店1軒、ステーキハウス1軒、クラブ2軒、それにわけのわからないカタカナ飲食店1軒、1日7軒のはしご。

 まさか1人でこれだけ飲み食いするわけではないんでしょうから、お供を引き連れてですか。連れて行く方も連れて行く方だけれど、ぶら下がる方もね。
 
 つい、「ジゴロ」という言葉が頭に浮かんでしまった……もちろん、金を巻き上げられる女に当たるのは、最終的には国民でしょう。

   
   人気blogランキングへ

政治屋August 20, 2008 4:11 pm

いったい何を考えているのだ? と呆れたのが、麻生氏の株式投資に関する300万非課税政策。

 まず、9日の札幌市での講演で、証券優遇税制を拡大して家計の金融資産を証券市場に呼び込み、株価上昇や消費拡大につなげるために株式配当に300万円の非課税枠を新設する減税案を表明。

 何を思ったか、その何日か後には、配当300万じゃない、投資額が300万だ。300万の投資額に対する配当を非課税にしたいんだ、と訂正したみたいですね。

 拙ブログエントリー「証券優遇税制を拡大しろ、というボーゲン閣下」をご参照下さい。

 よく考えずにしゃべるから。
 ほんとうに軽い人間だ。

 子どもが幼稚園に通っていた頃、お口はチャック! という言葉を叩き込まれていました。

 麻生氏とか太田氏とかは、とりわけ大きな丈夫なチャックが必要でしょう。

 必要な説明責任はとろうとはせず、こうした発言は垂れ流し状態……紛れもなく、それが今の政治の一断面であることはたしか。

 麻生氏の数々の問題発言は、自身の本音を何の問題も感じずに話しただけのことと受けとっています。

 優遇税制で、ご自身の手元に何億とある株の、その配当のうち、300万でも非課税になれば、

「○○万儲かるな……そうしたら○○の経費にそれを回せる……そうすれば、俺の懐も今以上には痛むこともない……」

 なんて、口を曲げながら、渋い声で言ってみる。
 越後屋さんとつるんだ悪代官のような計算をするのが人間なんだよね~、大金持ちでもね、とうそぶいてみる。
 
 で、あまりに見え見えの計算高さについて、そんなに表に出してはまずいでしょう、金持ち優遇と非難されますよ、とご忠言いただき、あわてて訂正。

 投資額が300万だ、それなら、皆さんにもいいでしょう? 

   (>_<)

(うう~ん、下手な芝居をごめんなさい。 m(_ _)m)
 
 さらに太田氏の「消費者がやかましいので」発言をかばった最新発言。

「関西以西では、やかましいって、みんな言うだろうが。うるさい、騒々しいという意味じゃない。『あの人、選挙にやかましいもんな』って言ったら、くわしい、プロ、そういったのをやかましいと言う。『よく知っている』という意味だ」
    
 恥の上塗り……

     人気blogランキングへ