<br /><!–<br /> /* Font Definitions */<br /> @font-face<br /> {font-family:Century;<br /> panose-1:2 4 6 4 5 5 5 2 3 4;<br /> mso-font-charset:0;<br /> mso-generic-font-family:roman;<br /> mso-font-pitch:variable;<br /> mso-font-signature:647 0 0 0 159 0;}<br />@font-face<br /> {font-family:"MS Pゴシック";<br /> panose-1:2 11 6 0 7 2 5 8 2 4;<br /> mso-font-charset:128;<br /> mso-generic-font-family:modern;<br /> mso-font-pitch:variable;<br /> mso-font-signature:-1610612033 1757936891 16 0 131231 0;}<br />@font-face<br /> {font-family:"\@MS Pゴシック";<br /> panose-1:2 11 6 0 7 2 5 8 2 4;<br /> mso-font-charset:128;<br /> mso-generic-font-family:modern;<br /> mso-font-pitch:variable;<br /> mso-font-signature:-1610612033 1757936891 16 0 131231 0;}<br /> /* Style Definitions */<br /> p.MsoNormal, li.MsoNormal, div.MsoNormal<br /> {mso-style-parent:"";<br /> margin:0mm;<br /> margin-bottom:.0001pt;<br /> text-align:justify;<br /> text-justify:inter-ideograph;<br /> mso-pagination:none;<br /> font-size:10.5pt;<br /> font-family:"MS Pゴシック";<br /> mso-hansi-font-family:Century;<br /> mso-bidi-font-family:"MS Pゴシック";}<br /> /* Page Definitions */<br /> @page<br /> {mso-page-border-surround-header:no;<br /> mso-page-border-surround-footer:no;}<br />@page Section1<br /> {size:595.3pt 841.9pt;<br /> margin:99.25pt 30.0mm 30.0mm 30.0mm;<br /> mso-header-margin:42.55pt;<br /> mso-footer-margin:49.6pt;<br /> mso-paper-source:0;<br /> layout-grid:18.0pt 0pt;<br /> mso-layout-grid-char-alt:0;}<br />div.Section1<br /> {page:Section1;}<br />–><br />
私が通っていたメリーランド州の公立高校では、卒業が近づくと軍服姿のリクルーターたちがカフェテリアにまで入り、笑顔で入隊の勧誘をする。最前線の兵士を確保するのに必死なのだ。決まったブース内でしか動けない一般企業のリクルーターより優遇されていると感じた。
漠然と知っていたことが、こうして具体的な形で伝えられると、あらためてアメリカ社会の苛酷さに衝撃を受けます。
教育現場そのものが、軍のリクルーターを優遇しているわけですね。
日本人留学生にいろいろと親切にしてくれた心優しい青年が軍隊に入り、どんな経験を重ねて良き兵士としてイラクやアフガニスタンに赴くか、その将来のことを考えずにはいられません。
ベトナム戦争当時、貧しさゆえに海兵隊に志願しベトナムに従軍したアレン・ネルソンさんは、帰還後ホームレス生活を経て精神科医の治療を受け、自己と格闘し、15年の歳月をかけてPTSDを克服しました。
「人を殺すたびに、心の中の、何か大切なものが死んでいくのを感じました」と語るネルソンさんは、帰還したとき母親に、「お前は私の息子じゃない!」と言われたそうです。
人を殺すたびに心の中の大切なものが死んでいく。そうやって心が壊されていく。
一兵卒にとって、戦争なんていいことなんか何もない。
「戦場で殺し合いをするのは、貧しい庶民同士です」とも、ネルソンさんは言います。
それはギリシアの昔からそうだったようです。おそらく、ギリシアよりももっと前から。
ホメロスの『イリアス』には、故小田実さんによると、怒って人間に罰を下すアポロンの矢は、大王や英雄には当たらず、犠牲になったのはいつもただの兵士だったとか。
『イリアス』を私は中学生頃読んだままで、次のような詩はとんと忘れてしまっていたのですが。
「彼(神官)が祈り、話したのをポイボス・アポロンが聞き、オリユムポスの頂から心底怒って降りて きた。……からだの動きにしたがって、夜のように彼は動き軍船の列から離れて陣取って、列のまっただなかに矢を射放った。……矢が襲ったのは騾馬ども、次 いで足速い犬ども、さらには兵士ども、彼らを狙って、切っ先鋭い矢は飛んだ。あと屍を焼く火は絶え間なく分厚く層をなして燃え上がる」
アポロン神の怒りの矢は、まずラバを狙い、次に犬、そして兵士たちに向かったわけです。怒りの元となったギリシア方総大将アガメヌノーンには向かわなかったわけです。
あんまりにも、悲しいではないですか。
人気blogランキングへ