とむ丸の夢

つぶやきOctober 27, 2008 3:44 pm

28日の朝日の衆院の解散・総選挙の時期についての世論調査。

早く実施すべきだ 33%
急ぐ必要はない  57%

* 福田前首相の辞任表明直後の調査(9月2、3日)では「早く」が 56%、「急ぐ必要はない」が33%だったが、状況が逆転した。

 自民支持層: 早く 16%  急ぐ必要はない 78%  (9月調査で46%対47%)

 民主支持層: 早く 64%  急ぐ必要はない 34%

 無党派層:   早く 33%  急ぐ必要ない  53%

 

 金融危機への対応で麻生首相に期待するかどうか

 期待する 52%  期待しない 40%

 内閣不支持層の27%、民主支持層の36%が「期待する」

「期待する」層では、総選挙について: 早く 21% 急ぐ必要はない72%

「期待しない」層では、         : 早く 51% 急ぐ必要ない42% 

 

 経済対策をしなければならない、選挙をしている暇などない、と主張する麻生政権と自民党に騙される人が意外と多いですね。

 これまでさんざん騙されてきたのに。他人を騙そうとすることなど露ほども思わない人が多いのかもしれません。自分が騙そうとは思わないから、相手もそうだと思うのかな。

 人を疑ってはいけません、という道徳がよく浸透しているのかもしれません。

 善男善女が多すぎる。やっぱり真面目なのかな。

 なんだか振り込め詐欺が横行しているのと一脈通じるような。。

 

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Uncategorized, つぶやきOctober 24, 2008 3:20 pm

陶然とした表情で葉巻をくゆらすアソウ総理の姿が話題になってますが、そりゃあ、おじいちゃんがやってましたもの、していて不思議はないですね。

 ただ吉田茂の場合は単なる嗜好品として口の横端にくわえられている感じで、目は別なものを見据えていたように記憶しています。昔目にした写真ですが。

 そういえば、かのウィストン・チャーチルも葉巻愛好家でしたね。
 吉田茂とチャーチル。たった4歳違いのふたりは、よく見かける写真もおなじような老年期のもので、同じように葉巻を手にしてましたっけ。

 チャーチルはことに戦時中のイギリスで、吉田は戦後の日本で、大きな働きをしたことになってます。
 しかもチャーチルは『第2次大戦回顧録』という大作もものにしてノーベル文学賞をとってますね。 

 まあ、チャーチルはむろんのこと、敬愛する祖父にもとても及びそうもないけれど、せめて形からでも真似したい孫の気持ち。

 まるで逃げ水のように、焦れば焦るほど選挙が遠のくのと同様に、憧れれば憧れるほど、己の無力を実感する。
 
 祖父と向かい合うにも、自分の力の無さを直視できないので、目覚めたまま夢を見ているかのごとく、遠い目をしておじいちゃんを偲ぶより他ない。

 確かに祖父と同じく日本国総理大臣に就任したけれど、それ以外はせいぜい、葉巻をくゆらすぐらいしか真似できない、というところでしょうか。

 
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つぶやきOctober 13, 2008 3:11 pm

今日の朝日。
「米は倫理観を取り戻せ」というタイトルで、米国初の金融危機にドーハ銀行CEOのひとことが。

 危機の原因と本質をどう見ているか問われて、

「みんなが失敗した。規制監督当局もだ。欲望に基づくビジネスモデルの失敗だ。これまでの金融の常識を越えて、倫理的な金融のあり方を考えなければならない」

「レバレッジを何回も使って、表面上は資産に基づいているかのように見せても。実際には資産の裏付けのない巨額の証券化商品を流通させるようなやり方に、米国の金融は陥った。そういうやり方をやめることだ。収入の範囲で生活する、という基本に返ることが必要なのだ……」

 最後に再発防止策について問われると、

「倫理的金融の慣行を作ることと並んで、誰かが警笛を鳴らす仕組みを作らねばならない。こうなることはみんなが薄々分かっていたのに、勇気を出して笛を吹く機関やリーダーがいなかった……」
 
 私が「素朴な疑問」や「放蕩を尽くす暴力親分に資金援助とは! それはないでしょ、アソウさん」でど素人の私が感じたことはそうそう的はずれではなかったんだ、とちょっとほっとしながらも、高学歴、高収入、それも度はずれ、桁外れの高収入の専門家たちがはまった心理の罠を考えると、意外にもごくごく簡単なことが根っこにあるようで、驚きます。

“金融工学”などというこちらがちんぷんかんになるようなテクニック遣いの“エリート”たちが、至極当たり前の人たちだったのだ、と改めて思います。

 ロイターのこちらのページには、苦悶の表情を浮かべるトレーダーたちの姿が。

「住宅価格は値上がりし続けるという根強い『土地神話』」が米国にあったらしいのですが、この神話に誰も彼もが縛られ、住宅価格は値上がりし続けてほしい、という希望から身動きできなくなってしまったのかもしれません。

 で、竹中平蔵氏が相変わらずダイヤモンドオンラインで吠えてます。

 7頁もめくらないといけないのか、と少々うんざりしながら読んでみますと、何のことはない、金融のことはとにかく難しいから、日本に必要なのはポールソン長官のような人材だ、としか語ってません。もう、そのことだけ。

 なんだか、自分こそその人材だ、とでも言ってるようで、なんとも後味悪い記事です。

 かつて元郵政民営化担当大臣時代、テレビで、日本郵政は米国の金融機関に出資せよ、といったご自分の見識の無さを少しは反省したのでしょうか。

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つぶやきOctober 7, 2008 3:03 pm

連日米国とそこから波及した世界の金融危機が叫ばれていますが、ど素人のごくごく素朴な疑問です。

 サブプライムローンの危険性はずいぶん前から公然と叫ばれていたではないですか。
 だいたい、数年後にはローン金利が急騰するように設定した時点で、その危険性は予想できそうなもの。予想できたからこそ、サブプライムローンなどという言葉も登場してきたのでしょう? 
 それなのに、なぜこうした危機を招くに至ったのでしょうか。

 これまで大もうけをしてきた金融機関は破綻を予測して、とにかく破綻前に稼げるだけ稼いでおけ、と驀進してきたのではないか。
 ネズミ講やマルチ商法とどれだけ違うのだろう、ちっとも変わらないではないか。

 等と考えていると、あのマイケル・ムーアさんが画期的な解決法を示してくれました。

ウォール街の危機を救う方法」です。
 

 さて、米国防総省が日本や国際治安支援部隊(ISAF)に派兵していない北大西洋条約機構(NATO)加盟国170億ドル(約1兆7000億円)の負担を要求したと7日の共同通信で報じられていますが、それによるとすでに福田政権時に要請が行われていたのだとか。

 軍を出さないなら金を出せ、というところですか。

 好き勝手なことをして所持金を使い尽くしたあげくに、お前らも出せ、とは殺生な。
 できの悪いやくざな放蕩息子親分みたいだな、と思っても、コイズミ政権時代にそんな米国のアフガン侵攻を支持し、またその後のアベ・フクダ両政権でも、現在のアソウ政権でも支持。インド洋での給油継続も明言しているし、日本政府としては要請に応じて粛々と実行していくわけですか。

 今日の衆院予算委員会でアソウ総理は、国際貢献を衆院選の争点にするという考えを示したようです。

「インド洋で給油活動延長のための新テロ対策特別措置法改正案の審議を進め、国際貢献に関する争点を鮮明にした上で、解散に踏み切りたいとの意向(共同通信)」

 ということらしいですから、ああ、これから“怒濤の国際貢献キャンペーン”が始まるのだろうな、とため息。

 国際貢献の実態は米国貢献、というより米国が遂行中の戦争貢献でしょう。

 昔から内政の失敗は外交で誤魔化すのが政治屋さんたちの奥の手、というか常套手段でしたから、今度もその手を使うのかもしれません。

 しかし外交だってひたすら米国追従でけっして得意なわけではないと思うのですが。

 私たち日本人は国際貢献という言葉に弱いと踏んで、国際貢献の美名を借りて、有権者/納税者をだますつもりかな。

 
 昨日の衆院予算委員会。

 延々と自民・公明議員の質疑が続き、面白くないことこの上なし。
 アソウ政権がやりたいことを議員が代弁しているだけですから、同一人物が発言・質問と答弁をしているようなもの。
 いくら言葉を尽くしても、目配せしながらあうんの呼吸で議事を進めているようなものです。
 
 自民・公明の議員方と閣僚方のやりとりを聞いていると、いったい何を企んでいるの? という疑念にたえず襲われることになります。

 で、長妻さんの質疑に入る直前の公明党最後の質疑者上田勇氏は、

 行政に対する国民の不信も頂点に達しているのではないか。

 あらゆる改革の前に行政改革をやらなければ国民の信頼は得られない。
 まだ改革は道半ば。多くの改革の方針は堅持すべき。

 総理の所信表明にある「簡素にして暖かい国」も分からないでもないが、改革への取り組みが甘くなるのではないかという懸念も出てくる。

 と、いちおう首相に質す。

 これに対してアソウ氏は、

 行政改革を進めていくことの基本は無駄を省くこと。
 行政が今の時代に合うように無駄を省き、かつ効率の良いものにする。
 簡素が過ぎると冷たいものになる。どこまでやるかが難しい。小さくとも暖かい国の基本は無駄を省くこと。

 と答え、無駄のない行政、不正や偽りのない行政に取り組んで貰いたい、と応じる。

 私の方は、いちばんしてほしい改革は、アソウ氏をはじめとする政治家そのものの、内閣そのものの改革だぁ、と心の中で大声を出してます。

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つぶやきSeptember 26, 2008 3:42 pm

けさのNHK。

「アフガニスタン 緑の大地を夢みて~伊藤和也さんが遺した写真~」の再放送がありました。

 乾ききってひび割れた大地が、やがて緑におおわれる。
 一面の菜の花畑の中で、子どもたちから笑いがこぼれる。
 大きなお芋を手にした子どもの姿もありました。

 伊藤和也さんが5年間で成し遂げたことは、ほんとうに凄いことだったんですね。

 現地で直接手を差し伸べることが本当の支援だ、という言葉が残されてます。

 葬儀には地元の人たち800人が駆けつけたとか。
 何も見返りを求めずに我々を助けてくれた。良いことをした人は忘れない、とその中のひとりが語っていました。

 子どもたちは伊藤さんが亡くなったことをまだ知らないそうです。車の音がすると、彼がお菓子を持って帰ってきたと思い、駆け寄ってくるという話しでした。

 アソウ総理だって、伊藤和也さんの話を知らないわけがない。
 アフガニスタンにどんな支援が必要か、知らないわけがない、と思います。

 それでも、無視して、インド洋で“国際貢献”とやらを続けようとするわけですよね。

「国際貢献」という言葉は、便利なものです。

 真面目で善意溢れる日本の有権者/納税者は、その言葉だけで、いいように、どうにでもとってくれます。

 いったい、どこの何を支援しているんだ?!

 さて、昨日、久しぶりにわが家から繁華街に向かって3、4㌔の道を歩きました。

 その間、いちばん目立ったのが「生活を守るのは公明党」のポスター。
 表通りに多い民主党のポスターに対して、公明党のポスターはどうも裏通りに、つまり生活道路に多い気がしました。おそらく学会員が自宅の壁に貼るからでしょう。
 自民党のポスターが少ないのは、まだ選挙戦の号令が出ないからでしょうか、それとも公明党の票を頼んでいるせいなのでしょうか……まさか……それだけでは足りないと思うけれど。

 知り合いの家にも学会員の訪問があり、ポスターと同じことを主張していたようです。
 10年近くも政権にいたんだから、今の苦しくなった生活の責任は当然あるのに、おかしいでしょ? と私が言うと、確かに、そうねぇ、という返事。

 与党の一員として社会と生活を壊すのに手を貸して、次には「守る」なんて、ちゃんちゃらおかしいでしょっ。
 こんなのをマッチポンプっていうのかしら。

 
 で、話しは変わって、今日少々腹が立ったのは、クリーニングのこと。
 何のことやら、男の人には分からないでしょうが、以前からクリーニングは、けっこう悩みの種でした。
 あちらこちらのお店を利用してきましたが、なかなか思うような結果が得られません。

 大量処理をする工場タイプの所では、紺のセーターについた猫の毛がそのままだったり、ときどきほんとうに洗ったのか疑わしいことが何度もありました。
 今日も、透明のビニールカバーを取ってみれば、どうも全体的に薄汚れた感じ。あらためて細部を見れば、えりの汚れはそのまま、背中は車のシートに座ったときのしわがそのまま残ってます。
 水洗いにはちょっと不安もありますが、自分で洗い直すことにしました。

 以前は個人経営の店にお願いしてましたが、ウールのパンツが2、3㌢、背広のえりの隠れた部分がかなり広く虫に喰われる被害にあって、利用を止めました。
 個人商店は少々料金が高めでも、丁寧にしてくれるだろうと期待してのことでしたが、2年連続で虫に喰われては、さすがに預ける気もなくなりました。
(このお店は、特別催促をしなければ、シーズンが終わって預けると、次のシーズンが始まる頃に仕上げるところでした)。

 一度だけ良いところに当たったことがありました。
 でも、いかんせん、料金が高すぎました。コートや背広が1着数千円、婦人用ウールのアンサンブルも同じくらいの値段で、1シーズンだけの利用に終わりましたが。

 大量処理の工場形式は料金は安いですよ。おまけにいろいろサービスがあってさらに安くなることも。

 でも、出した効果が見えない服を手にして、なんだか変だな? と思うことしきり。

 明らかに、安さ競争で、サービス内容は低下しているわけです。

 おそらく、きちんとしようとすればできる。
 でも、料金のことを考えると、馬鹿らしくてやってられないのかもしれません。
 ですが、値上げもできない。

 取次店の中は、ラックにかかったものや棚に重ねられているもので溢れかえっています。
 毎日、集配車が大量の洗濯物を運んでいます。

 量だけは多いけれど、中味の質は別な話。

 この頃、そんな話が目立ちますね。
 ほどほどの料金で、ほどほどの質。それが今時は難しいのでしょうか。

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つぶやきSeptember 20, 2008 1:27 pm

dendrodiumさんの「山口県上関の海に原発を作る計画を立てる無責任な人たち」を驚きと不安の交差する気持で読みました。

 今日のasahi.com山口版では、

 反対派の議員は、

「原発ができる前に埋め立てが始まれば島の暮らしはだめになるという危機感がある。一部地域を犠牲にしたまちづくりに将来はない」

 と訴え、推進派は、

「一日も早く、原発の財源でまちづくりをしなければいけない」
「財政を強固にしないと町の将来が危ぶまれる」
「埋め立てに賛成した上関や四代などの漁協の熱い思いを大事にしたい」

 と語り、

「『原発誘致運動から27年間、長かった。まちづくりには財源が必要。やっと入り口に立たせてもらった』と笑顔を見せた」
 
 とか。

 どうも、《町づくりをするのにお金がない。だから原発を誘致する》と推進派の方々は考えているようです。

 もともと財源の乏しいところに、あのコイズミ-竹中の《三位一体の改革》でさらに財源を減らした自治体に対して、沖縄をはじめする基地を抱える町の頬を札束で叩いて無理を飲ませるのと同様のやり方で甘言を弄したんでしょうね。

 そんなとき、決まって意に沿わない主張をするグループを少数者にして、多数の横暴を無理矢理飲ませるような手段が、この国ではとられてきたんですよね。

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 ↑ 「一分で分かる『上関原発史』」です。

 その他興味深い動画をご覧になるには、こちらで。

 中国電力が上関原子力発電所を 計画しているのは上関町の中でも長島の田ノ浦です。

 さて、私の手元に、2006年12月発行の「原発いらん!」と訴える薄い文書があります。

 その中では、

「太古の昔から人々の生活と心の癒しを育んでくれた瀬戸内海。その瀬戸内海が開発の汚染にさらされ殺されていく中で、それでもまだ自然を多く残す周防灘。そのなかでも稀なる場所が長島の田ノ浦です」

 と謳われています。

 その長島ですが、古い「塊の岩石」の塊と塊の間に隙間があり割れ目を作っている、そんな地盤らしい。

 干潮時にそれを見つけた方が書かれています。

「『コレハナンダ。』
 色がくっきりと目立つ地層が斜めに走り、くねっと流れ、砂浜の中に埋まり込んで行く。地層のこんな姿は見たことがない」。

 これについて、来訪した専門家から「地層と思ったのは、割れ目に貫入した岩石だ」 と知らされて、この方は驚かれています。

「これほど幅のある貫入を私は見たことがありませんでした。
『地層にしては不規則で不思議な挟まり方』をしていた理由の説明がつきます。
『色の異なる地層』と見えたのは、そのまま割れ目の形だと。

 割れ目に岩石の貫入ということを不思議に思われるかもしれませんが。地下深く、岩石が液状になっていると想像してください。ペースト状の岩石が、先に固まり割れ目を作っている岩石。その割れ目に圧力によりニュルニュルと入り込んでいくのだと」。

 まあ、そんな地盤の所に原発建設が予定されているわけです。

 また埋め立ても計画されているということですが、海の中に淡水の湧出が確認されていて、岸から100数十m沖にわたってこの湧水の影響を受ける、と推定されてもいるという話し。

 地盤となる岩石の塊と塊の間に隙間があって割れ目を作り、水が溜まる。
   ↓
 溜まった水は海にわき水となって湧出し、独特の水環境を作る。
   ↓
 それが独特の生きもの環境をつくり、独特の海草スギモクを育てている。

 という具合に、海水、汽水、真水がパッチ状に存在して豊かな生態系が保たれている。

  
 こうした稀有な自然条件が貴重な生態系を生み「究極の樂園」といわていますが、この環境はまた、原発の立地条件としてはとても危険なもの、と言えます。

 そのことをすでに21年前に指摘されている方がいらっしゃるそうです。
 それが当時和光大学教授の生越忠さん

 中国電力が1985年5月に上関町に提出した「原子力発電所立地に関する事前調査報告書」を吟味検討して内容の不備を指摘しながら批判と反論をされたということです。
 同年12月に、この生越さんの論文ができあがっているそうですが、いつの間にか埋もれてしまったようです。

 さあ、そうした危険性を無視し、さらには豊かな自然環境を破壊して、その上で行われるまちづくり、って、いったいなんでしょう。
 ちなみに、「まちづくり」と叫ばれるとき、一番安直で簡単なものが、いわゆる《ハコモノ》を作ることなんですよね。

 
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つぶやきSeptember 14, 2008 3:12 pm

日本もとうとうそんな国になってしまったのか、とちょっと驚いた、昨日13日の朝日の記事「安心買った塀の街」。

 日本初とされるゲーテッド・コミュニティ(要塞の街)が兵庫県芦屋市にできたのだそうです。
 甲子園球場のグラウンドの1.5倍の敷地に高さ約2mのフェンスに赤外線センサー、監視カメラ数十台。
 正面ゲートには警備員が数人、24時間体制で見張っているとか。

 1区画400~1,000㎡の広さの土地は1憶~3憶円といいますから、まあ、普通は買えませんね。

 購入者のひとりは、80年代に米国サンフランシスコ近郊のこうした街に住んで、その「安心感が忘れられない」といいます。

 もうひとつのゲーテッドは、岐阜県。夫は会社員で妻はパートといいますから、ふつうのサラリーマン家庭かもしれませんが、それでも周辺の相場よりも1,000万高い4,000万~5,000万円の分譲価格だとか。

 親は子どもと、子どもだけではゲートの外に出ないと約束しているらしい。

 二つのゲーテッドは、どちらも米国がお手本のようです。

 芦屋の方はマリーナまでそろえているという話し。
 プライベートビーチと同じようなものですか。

 昔、「どこの国でも海岸沿いにはその国で大切にされているものが建てられている。日本の海岸は工場地帯に占められているから、工業が大切にされているのだ」とどこかで読みました。

 そうだ、海はみんなの財産だけど、確かに工場が並んでいて、私たちは自由に海岸に出られないなあ、と子ども心にそれがやけに胸に焼き付いて、今だにこんな話しを聞くと思い出します。
 そんな私たちでも、東南アジアの海沿いのホテルにでも泊まったりすると、プライベートビーチを喜々として利用したりして、逆な立場を味わうことになります。

 で、プライベートビーチよりも何よりも、“要塞化した街”の最たるものが、イラク、バクダッドで米軍とイラク暫定政府が立てこもる「グリーンゾーン」です。日本大使館の分館もそこにあるといいます。

 巨大なコンクリート・ブロックを組み合わせた防御壁を幾重にもめぐらし、8つの検問所を通ってやっと新生イラクの統治の中枢、イラク暫定統治機構CPAに、現在はイラク正式政府にたどり着けるのだそうです。
 
 塀の内側がグリーンゾーンで、外側はレッドゾーン。 

 おまけに、グリーンゾーンはイラク国内の至る所に見られ、米軍の発注で製造した馬鹿でかいコンクリート・ブロックは15万個にのぼると、パトリック・コバーン著『イラク占領』で言われています。

 まあ、私の子どもの頃から「アメリカナイズ」という言葉が存在してまして、もっぱら批判的な文脈で使われていました。
 マーケティングという点からは“差別化”とでもいうのかも知れませんが、ゲーテッド・コミュニティは、いわば町のアメリカナイズされた形のひとつでしょうか。
 
 ゲーテッド・コミュニティがグリーンゾーンで、外の世界がレッドゾーンと色分けできる社会って、いったいなんだろう?
 こんな国に誰がした?

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つぶやきSeptember 11, 2008 10:19 am

ははははは、と笑ってしまいました。

 オーストラリアでの出来事。

 州政府の閣僚がパーティで裸踊りをして、結局、辞任に追い込まれたという話しです。
 BBCの見出しは「‘ブリーフパンツ’大臣 失職」。

 件の閣僚は州警察相でしたが、3か月前の事件当時は州住宅相。 
 当初は本人も強く否定していたそうですが、ことの報告を何人からも受けた州首相は、「無視できず」に辞職を勧告。
 当人も否定しきれずにとうとう辞職。
 記者に囲まれ、人間だから過ちを犯すこともある、と述べながら、穴があったら入りたい状態だったようです。

 なぜそこまで問題になったかというと、場所が場所。
  パーティは州議会の自分のオフィスで開かれたもので、そのパーティもいってみれば「ランチキパーティー」をうかがわせ、緑のカウチの上でテクノミュージッ クにあわせて踊ったときのいでたちはビキニスタイル("very brief" とありますから)、しかもオフィスの女性スタッフもいっしょに踊ったのだとか。

 そりゃあ、問題になりますよね。

 こうして元弁護士で大学講師のこの方は議員になって9年。大臣職を棒に振ったということですが、政治家としての将来がどうなるかは、まだはっきりしないそうです。

 まあ、このニュースなど、羽目を外しすぎて世の人々が目を剥いた、という単純な話しです。

 さて、国内のニュースで驚いたのが、「法治国家の秩序を守る責任者として粛々と職務を遂行する」と述べて3人の死刑執行を発表した保岡法相。

  この方は内閣改造後の8月2日の初閣議後の記者会見で終身刑の創設にからみ、「日本は恥の文化を基礎として、 潔く死をもって償うことを多くの国民が支持している」と述べていましたから、やるだろうな、とは思ってました。森内閣時代にも法相として執行書に署名して ますし。

 それでも、じきに任が解かれることが分かっていて、なぜ、今? と、とまどいを禁じ得ません。
 自分がいる間に少しでも執行しておこう、ということなのでしょうか。

 だいたい、統一協会の合同結婚式に代理として妻を出席させたこの方のにこやかな微笑みが、私には気持ち悪くて仕方ありません。 
 
 日本は恥の文化を基礎として、 潔く死をもって償うことを多くの国民が支持している、という主張も分かったようで判らない論理です。

 保岡氏同様、2度の死刑執行を命じた森山真弓氏も同じようなことをいってました。曰く、

「わ が国では大きな過ちを犯した人がたいへん申し訳ないという強い謝罪の気持ちを表す時に、死んでおわびをするという表現をよく使うのですが、この慣用句 にはわが国独特の罪悪に対する感覚が現われているのではないかと思われます。国民の死刑制度に対する受け止め方も、ヨーロッパとはかなり違うところがある のではないでしょうか」。

 死刑は日本の文化だ、といわんばかりの森山氏の口調には、異論を拒否して死刑を“粛々と”行うことへの並々ならぬ意思を感じ、背筋の寒さを覚えます。

 死刑は、日本の文化ではない、と思う。

 遠く平安朝に遡れば、810年の藤原仲成の処刑以来、350年近くにわたって朝廷が死刑執行しなかった、という事実があります。死刑判決があれば減刑し、死刑は廃止されていたも同然だったといわれます。
 
 また平重盛は父清盛に死罪を思いとどまらせようと、「死罪を行えば海内(かいだい)に謀反の輩(ともがら)たえず」と訴えたことが平家物語に記されているのだとか。

 そして真宗大谷派を信仰する、第3次小泉内閣の杉浦法相が、「(死刑執行命令書に)サインしません」「私の心の問題。宗教観というか哲学の問題だ」と述べたのは記憶に新しいところ。

 死刑は日本文化だ、と断じてそれ以上の議論を拒むのは、どうみてもおかしいと思います。

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つぶやきSeptember 10, 2008 10:16 am

見慣れぬ言葉を目にしました。
「ユーフォリア」です。「陶酔的熱病」の意味だそうですが、検索すると、こちらに経済的に用いた場合の詳しい説明があります。

 森永卓郎さんはこれを「陶酔的熱狂」と呼び、3年前の9月11日の選挙結果をこのユーフォリアの表れと見ています。
 メディアはこれを「小泉マジック」と呼んでましたっけ。

 確かにマジックにかかったように熱狂する人たちが続出しました。

 コムスンの現場で働いて、利益を出すためにヘルパーが酷使・使い捨てにされるさまを身をもって体験した知人でさえ、年金問題が噴出してくると社会保険庁は民営化すべきだ、と言い出し始めました。
 またこの状態に陥った人でも、その社会的地位からはとてもB層として括られそうにない人もいました。

 森永卓郎さんがユーフォリアが成立する条件の一つに「情報の遮断」をあげていましたが、例にあげた知人たちにも、それがうかがえました。
 メディアも情報遮断に手を貸しただけでなく、本人たちも自ら情報を掴もうとはしませんでした。。

 政治に関心がない、ということもその理由の一つにあげられますが、宗教と政治の話しは御法度だ、という感覚を持つ人が多いのも事実です。宗教に勧誘されるのもイヤだし、政治的主張に感化されるのもごめんこうむりたい、という気持が先に立つのでしょう。

 それになにより、相次ぐ腐敗の表面化で政治不信をいっそう高めながらも、持って行き場のない怒りに無力感を強めていることもあるかもしれません。

 でもそんな人たちにも「郵政改革をやる。オレは殺されたっていい」とか「自民党をぶっ壊す」とか叫んだ男の言葉は、琴線にふれたのかもしれません。

 当時、コイズミ純一郎氏の印象を「は虫類だ」という人がいて、それに私も大いに同意したものです。

 は虫類かどうかは別にして、実際3年前の総選挙時の得票数を見ると、

      小選挙区      比例区       
与党  33,499,494    34,875,400
野党  31,324,709    32,935,669
 
 といったぐあいで、議席数に比べて得票数の差はずっと小さい。ユーフォリアに影響されなかった人もけっこう多いんですね。

 見事にはったりをきかせて強いリーダーを演じきった男に酔いしれた人たちを、このユーフォリア状態から抜け出させる方法はあるのだろうか? と考えてみましたが、やはり良い知恵はなさそうです。

 現実の問題や矛盾が目に入らない、一種の高揚状態にある人も、破綻が自己そのものに及べば目が覚めるのかもしれませんが、それだって確かではなさそう。まあ、そこまでの状態の人はけっして多くはないだろう、と判断できそうなところが救いです。

 コイズミ純一郎氏自身も、きっとこの高揚感にとらわれていたのだろうと思います。
 高揚感と同時に万能感でいっぱいになって、自分は何でもできる、という気持に支配されて、3年前の選挙を乗り切ったのではないでしょうか。

 しかし今の彼はどうでしょう? アベ・フクダ政権下の日本の政治・社会・経済を目の当たりにして何を想っているでしょうか。

 政治も社会も自身への熱狂状態から距離を置きつつあるありさまを見て、そこから目をそむけようという気持が湧いてくるとしてもおかしくはありません。
 本気で小池百合子を自己の代理人として総裁/首相の座につけようとは思っていない気もしてきます。

 一度大成功に帰したやり口でふたたび成功することはほとんど不可能だということも、勘の良いこの人は気づいているでしょうし。
 多くの有権者を熱狂させたこの人自身は、とっくの昔に高揚感から冷めているのではないでしょうか。
 それに、自分には政治を司るものとしての良心も見識も資質も欠けていることは、よく承知しているでしょうし。なにしろ、勘のいい人ですから。

 まあ、酩酊状態のまま捨て置かれた人たちは気の毒としかいいようがありません。

 自分だけ勝手に先に冷めて、私たちをどうしてくれるのよ! と、コイズミ氏自身に文句を言ってください。

       
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つぶやきSeptember 5, 2008 3:02 pm

「ねんきん特別便」です。

 と、大きな字で届いてから、もう1、2か月。
 そのまま手元に置きっぱなし。
 はてさてどうしたものか、と思い出したようにちらっと心配にはなるのですが。

 たまたま昨日知り合いがわが家に立ち寄り出てきた話の一つが、年金改竄問題。

 そこで初めて知って笑ってしまったのが、家人が気になりながらも回答していないという話し。

《捨ててはいけない魔》の彼は現役時代の給与明細から現金渡しの頃の給料袋までしっかり保存をしているので、いざっとなったらいつでも確認はできるのですが、それにしては「特別便」に給与額について一切記載がないのが不安で回答できないのだ、といいます。

 まあ大丈夫だとは思うけれど、とは言っても、客人の方は大手の下請けの下請け、つまり孫請け会社勤務。
 俺はやられていると思うぅ、だってねえ、といろいろと疑惑の根拠をしゃべってました。

 私自身も、まあ、大丈夫とは思うけれど、なんだか送り返す気にならないのよね、とぶつぶつ。

 そんなこんなで久しぶりにinowe椅子人・ブログに行ってみると、同じようなつぶやきが聞こえてきました。
「ねんきん特別便で不信感」です。

 曰く、

「 舛添要一大臣からお手紙が来た。所謂ねんきん特別便となるものであります。何となく嬉しかったのでありますが、根本的に社会保険庁を信じていないので返信することに躊躇いがございました。
  ……一応加入記録には間違いはなかったのでありますが、その金額等の内容までは間違いなしとは断言できないわけで、このねんきん特別便を回答したら全てを 認め たことになりはしないかと怖くて出せないのですけど。かといってこちらが以前勤めいた会社や現在の会社に『いくら払っていましたのでしょうか、天引き分ネ コババしていないでしょうねえ』などと訊くのか。わたくしは気が弱いので出来ません。

 ……

 かといって問題だらけの社会保険庁に電話する気が起こらないのであります。パートさん等の外部委託の可能性が大だろうから……」

 と同じようなことを話しておいでなので、特別便の回答をなかなか送れない、という現象はわが家周辺だけではないことが‘確認’されました。なんだか、ねえ、まあ、こんなことが確認されたからといっていいことはないわけで。

  おまけに井上さんのお話では、すでに20数年前にも改竄らしきものがあったことをうかがわせるような事例を経験されたらしいではありませんか。

  うううむ……

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