とむ丸の夢

Uncategorized, 政治屋October 30, 2008 3:45 pm

こういう発想はどこから出てくるのか、ちょっと分からない、政府と自民党と公明党が合意した“皆さんにお金を配りましょう”という政策。

「定額減税」とか「給付方式」とか、ご大層な名前が付いてますが、政策とはとても言えません。

 いつから日本の政府は慈善団体になったんでしょう? 
 慈善が必要にならないように、しっかりした政治が必要よね。

 おまけに自動料金収受システム(ETC)をつけた車に限り、休日(土日祝日)に1回1000円で“好きなだけ走りなさい”という割引サービスも始めるのだとか。

 もう、完全に、ローマ帝国の「パンとサーカス」の政治のレベルです。

 ローマよりもっとひどいのは、皇帝や貴族といった大金持ちが自分の責任で、つまり自分の財産を使ってパンとサーカスを提供したローマ対して、今回の政府・自民・公明は、自分の懐はまったく痛めることなく、国民から集めた税金で提供すること。

 人気取りに配るパンとサーカス用のクーポン券の代金は、後から消費税で払え!! ということでしょうね。

 そしてここに来てまた、例のあの人が。

 この“定額減税”とやらの古典的人気とり政策について、

「少しでも税負担が軽減されれば、地方の暮らしは楽になることが期待できる」

 と評価した東国原知事が、公明党の選挙用宣伝DVDに出演しているという話し。

 政治や地方自治を勉強したとかいうのも、このレベルですか? 
 
 で、合意する方もする方ですが、この手の景気対策がいつも公明党から出てくるのはなぜでしょう? 

 10年ほど前の地域振興券は教訓になっていないのでしょうか?

 もともと98年の参議院選挙で公明党が、「1人あたり3万円の商品券配布」と公約にしたものらしいのですが、信者からもれなく一定以上のお金を集める《財務》の逆発想の気がしないでもないですね。
 
 昭和30年代半ば、(ほとんど惰性だったかもしれませんが)日本中の子供たちをテレビの前に釘付けにした「ポパイ」で、オリーブが大統領選に立候補したことを思い出しました。
 オリーブはあの夢みるような目つきの高~い声で、(大統領になれば)「女性には絹のストッキングを!」配ります、と公約に掲げたのです。

 当時すでにナイロン・ストッキングが世を制していた時代ですが、かつて絹の靴下は女性の憧れだったのか、と納得しながらも、子ども心に馬鹿で素っ頓狂な公約だ、と思ったものです。
(でも、妙に生々しく目に映り、今だにこの画面を覚えているのです)。

“ローマのパンとサーカス”か、あるいは“オリーブの絹のストッキング”か。

 まあ、せいぜいそんなレベルの話しだと思うのですが、現実に政権が政策として採用してしまうところがなんともいかがわしい話しですね。

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Uncategorized, 政治屋October 27, 2008 3:43 pm

麻生首相の自宅を見に行こうとして逮捕とは。

 私も、野次馬根性丸出しで、東京近辺にいたら見に行きたいな、と思っていたのですが。

 逮捕は計画どおりなんでしょうね、誰でもいいからとにかく先頭にいるものを逮捕しろ、とか?

 無届けデモとか公務執行妨害とか、言いがかりみたいなものですものね。

 動画で大きく登場し、逮捕、逮捕、と何度も叫ぶ私服の現場指揮官の姿も尋常ではありません。

 で、この逮捕騒動の後、アソウ首相は秋葉原へ。

 下がる一方の支持率、
 早く解散しろ、という巷の声、公明党の視線、

 九州新幹線に欠陥品と承知しながらパネル材料を納入した身内企業、

 手に負えない経済問題、

 それに顔も引きつる株価下落。

 292,725+32,320+22,503+12,850=360,398 と、家族4人であわせて約36万株所有する株式の含み損も気がかりなことだろうと推察致します。

 そんなこんなで、頭の痛い時期、せめてもの慰めが秋葉原のマンガ同士たちなのでしょうか。

 でも、「アキバはいつまでもてめーの味方ぢゃねーぞ」と、そこも、天国とはいかなかったようですね。

 その上、

「大変な事態だ。麻生太郎首相は秋葉原で演説している場合ではない。他にもっとやることがあると思う。マンガとオタクだけで経済が持ち直すわけがない」

 と怒り心頭の証券会社ベテラン社員(27日産経web)。
 
 やっぱり“勘違い総理”です。

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政治屋October 23, 2008 3:19 pm

アソウ首相、橋下府知事、東国原県知事。

 この3人が相次いで話題に上ったここ数日のニュース。

 毎日、高給レストラン、料亭、ホテルのバーで夜の会合を続け、「庶民の感覚と懸け離れているのでは」という記者団の質問に、「(記者や警官に囲まれて)安いところに行って営業妨害と言われたら何と答える」「今聞いてんだよ。答えろ」と逆切れした方。

 テレビで懲戒請求を呼びかけた件で敗訴し、「弁護士資格を返上しては」と言われて「朝日新聞は廃業しろ、首を切れ」とまじ切れした方。

 衆院選宮崎1区での立候補を巡って煮え切らない態度を続け、「複数の県議が『すでにオオカミ少年状態』と断じているのも事実だ」「知事も含めた一連の迷走と混乱が有権者に印象づけたのは、『政治家』の言葉の軽さだけだった」等と朝日に書かれて、やっぱり切れた方。

 どうもこの3人、よく似ています。

 いずれもちやほやもてはやされてきたせいか、批判されると屁理屈をつけてやたらと怒る。

 偉い! と拍手されないと不満で、思い通りにならないと、自制できずに爆発する。

 やっと首相になれて、なってしまえばこちらのもん的なアソウ氏も、あとのおふたりも、なにか民主主義国家のリーダーとして致命的なほど、大事なものが欠落していると思う。

 また2人の知事が、ほとんど時を同じくして朝日新聞という同一の新聞を攻撃していることも、偶然ではありません。

 私の気づいた範囲ですが、特に90年代後半から、朝日、毎日の2紙に対するキャンペーンが右派の側から繰り広げられてきました。
「日本を守る国民会議」と「日本を守る会」のふたつが「日本会議」という名で統合された頃にあたります。

 実はちょうどその頃、知り合いの高校生がいきなり、熱に浮かされたように歴史問題を唱え始めたのです。それも、ひとりではありません。

 彼等は口々に言いました。

 日本でいちばんいい新聞は産経新聞だ。次に読売。両方とも歴史の問題をすぐわかった。朝日と毎日にも働きかけるけど、ふたつともどうしても聞かないんだ……

 という風に、高校生たちは理解してました。歴史好きの、進学校の生徒たちでしたが。

 で、ここでいう歴史の問題とは、いわゆる先の大戦の評価に関わる、というよりも、ずばり言えば、従軍慰安婦や強制連行のことです。

 高校生たちは小林よしのり氏の『戦争論』に触発されて正義感をつのらせた上に、さらに月刊誌にも目を通し、とりわけ朝日が酷い! と憤るわけです。

 みな現在では社会の一線で活躍していると思いますが、時々私は、今もこの考えに変わりはないですか? とこっそり心の中で尋ねています。

 あの感受性の鋭い時期に出会った、それまでの価値観を180°転換させた囁きはよほど強烈だったようですが、なにしろ思考も経験もまだまだ浅いお年頃。
 高校生の主張はまったく『戦争論』とその他の月刊誌の受け売り以外の何ものでもありませんでした。

 あっ、十代ばかりか、後に出会った年輩の方、すでに年金生活に入られている方も、やはり、日本会議の機関誌『日本の息吹』の受け売り以外の何ものでもない意見で気を吐いてましたが。
 
 で、もちろん朝日新聞については、他の新聞と同様に「マスゴミ」と呼ばれても仕方ないような面もありまして、特に2005年の総選挙の際には私も大いに失望したわけですが、高校生たちが非難したのはもちろん、そうした問題に対してではありません。

 橋下・東国原両氏の朝日への怨念にも似た感情、激情ぶりは、おそらく私が経験した高校生たちの延長線上にあるものだと思います。

 しかし、仮にも大きな自治体の首長として民主主義国家のリーダーの一環をなしている方たちがとる態度ではありません。

 そういえば、日本会議に統合後の問題のキャンペーンでは、民主主義は否定されていたのではないでしょうか。

 上で述べた高校生たちは、民主主義ではダメだ、衆愚政治だから、と言いながら、ほんとうに英明なエリートが政治を司るべきだ、と言ってましたから。

 もちろん、そんな高校生たちは、自分たちもそのエリートの仲間入りをするのだ、と思っていたことでしょう。

 でも、ほんとうに英明かどうか、誰が判断するのでしょうかね。
  
 で、これはどう考えても矛盾するのではないかと思うのですが、橋下・東国原の両氏は明らかに民主主義の下で選ばれたリーダーです。(あえて、衆愚政治の下で選ばれた、とは申しません)。

 アソウ太郎氏は、そうした民主主義を否定するに疑問を呈する勢力が待望してきた首相でした。

 この方の最近の上機嫌ぶりをみると、首相になりさえすればいい、と思ってきたのではないかしら、と感じられます。

 首相になりさえすれば、ブレーン官僚がいいようにこの国を運営してくれる、と。
 後はグルメ三昧、マンガ三昧? とまでは申しませんが。

     
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政治屋October 20, 2008 3:16 pm

あれだけの大金持ちに生まれて、坊ちゃん育ちで、なぜあんな風貌? と時々考え込ませるアソウ太郎氏。

 政治家の顔としか考えられないような顔もありますが、“政治家の顔”だけでは説明のつかないのがアソウ氏の顔。

 政治家の顔プラス・アルファ つまり政治家の顔+α+β=アソウ太郎の顔

 +α は、アベ・フクダのそれぞれの内閣で幹事長を務めてるやいなや、早々に内閣が崩壊に至ったことと関係あるのではないかしら。

「踏襲」を「ふしゅう」と読んだりマンガ・オタクだったりで、コイズミ・アベ内閣で外務大臣をしたときは、外交の師範はゴルゴ十三じゃないか、などと馬鹿にされたりからかわれてきましたが。

 この方、かなりな策士ではないかな?
 
 地元の飯塚に選挙事務所を開いたという話しですが、本気かしら?

 事務所を設置しただけではよく分からないのじゃないかしら。

 と思っていると、17日の西日本新聞では、

「現在、人の出入りはなく“空き家状態”で、「事務所開き」は解散が濃厚になってから行う予定」

 とあります。

 だいたい、大金持ちのアソウ氏にしてみれば、飯塚で事務所を設置したり借りたりしたところでたかが知れてるでしょうし。
 人手でも何でも、いざとなったら、どうにでもなりそうだし。

 事務所設置は陽動作戦? とも疑ってしまいそう。
 
 権謀術数に鍛えられてきた欧州をはじめとする外交相手国には、はなはだ弱いくせに、国内政治では手練手管で裏にも手を回し、汚い手を存分に使っても平気の平左、という気がします。

 坊ちゃん人形がそのまま首相になった感のあったアベ氏に比べると、このアソウ氏は本人そのものが策を弄する人間かもしれない。

 で、+βは、アフリカ、シエラレオネまでダイヤを掘りに行った父・太賀吉と叔父・典太というふたりのヤマ師の血。

 今、アソウ太郎氏は、日本国という大きな山を手中にして、シエラレオネ・ダイヤどころではないでしょう?

 ううう~ん、手離すかな、この山を。

 

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政治屋October 10, 2008 3:08 pm

全米が泣いた! らしい……でも、こんな大統領の顔を見て大いに笑った……笑えるような事態じゃないけど、笑う以外に何ができる? 私がアメリカ人だったら、そう言ってしまいそう。

 史上最低のダメ大統領かもしれないこの方。
 その就任のビフォア・アフターが数字で表されてます。

「自慢じゃないが、こんなピエロのような男が2期も大統領をやって、国が潰れないなんてアメリカくらいなもんだ。

いや潰れてる…」

 と、散々こづかれ笑われているブッシュ氏。

 で、この方の政権が8年間続く間、日本は、森喜朗・コイズミ純一郎・アベ晋三・フクダ康夫・アソウ太郎と、5人の首相が入れ替わり立ち替わり、交替。

 この間、コイズミ氏を除く3氏はとうとう総選挙で信を問うことなく終わって、アソウ氏はどうなることやら、怪しくなってきましたね。 

 笑われながら、全米を泣かせもしているブッシュJr.
 で、サプライズと喧嘩上手で長期政権を維持したコイズミ氏を除き、自らの決断も含めて、いずれも短命に終わるか終わる気配濃厚な政権ばかりで、ビフォア・アフターを笑われる暇なく代替わりしてます。

 どうみても国政ではなくラグビーの方面でずっと活動いていただいていた方が国民は幸せだったと思える方。

 マザコンぽい、心根やわな人が懸命に強さを演じようとしたけど、どう見たって任に堪えきれずに崩れてしまった方。

 ポーカーフェースは魑魅魍魎の跋扈する界隈での駆け引きにはけっこう良いかも、と珍重されそうながら、予想以上に底が浅くてフフ~ンっと馬鹿にされ、致命症となった、後継指名した人物の‘国民的人気’という偽りの看板を見抜けなかった、洞察力に欠ける方。

 何ごとも学ばず、何ごとも思慮することなく、○○ちゃんがそのまま歳を重ねてきて、己のすることはすべて許されると感違いしている方。

 そうそう、肝心のこの方もいました。

 抜群の嗅覚と演技力で、もうひとりの自分を喧伝できる方です。
 引き際良く、枯れていそうで生臭く、清廉そうで背後には闇が口を開けてるような人。

 まず、率先して「痛みに耐える」べきだったと思うのですが、平然と、他人の痛みにあぐらをかいている人だ、ということがよく分かりました。
 あれは、人の心に寄り添う力が欠如しているだけではないですね。
 他者に共感する力を欠いてる上に、自分だけは特別だと思い込んでるせいですね。

 卒業旅行で訪問したプレスリー邸では、ブッシュ氏もギョッとするような○○な姿を披露して、世界を唖然とさせましたっけ。
 カナダで調子に乗って、ブッシュ氏に土下座をしたのもこの方でしたよね。

 
うう~ん、実に多彩なダメ総理群です。

  
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政治屋October 8, 2008 3:05 pm

「 ……

 日本全体が無思考状態のような気がする。

 僕だけが、只管思料し、思い悩み、周りがただのほほ~んとしているように感じ、こんなに日本の未来について考えている自分が時々アホくさくなる(笑)。まぁ、僕の勘違い、被害妄想、思い過ごしだと思うが。

 ……」


 と嘆息するのは、今を時めくそのまんま知事

 私も、「感違いと思い過ごし」だと思うけど、そうそう国士気取りをしてくれるのも困りもんですね。

 出ようか出まいか、言葉を濁しながらの東国原氏の逡巡は、宮崎に世間の眼を引きつけるための作戦だ、みたいなジャーナリストの記事を昨日どこかで読んだ記憶がありますが、彼にそんな深謀策慮はないでしょう、とブログを読んで思いました。


「『せんたく』の立場で、民主党、自民党それぞれの政策についてコメントしても、メディアはそんなこと何も報道してくれない。ただ、僕が、出馬するか?しないか?の極めて単純な方向だけが先行する。極めてワイドショー的である」


 と愚痴ってますが、これまでさんざんワイドショーを利用してきたのはご本人でしょう。


 自身の衆院選出馬について、メディアその他に分析・洞察力がない、とぶつぶつこぼしてます。やっぱり出たかったけれど、宮崎県民の反応に涙をのんで諦めて、未練たらたら状態の所で、他人に責任を押しつけるのはやめましょう。

 で、「周りがただのほほ~んとしているように」感じる、と訴える人は、この東国原氏以外にも何人か知ってます。

 自分のことに一所懸命で、他人のことが見えてないんですよね。

 これはあくまで、そう感じる本人の問題でしょう?

 こんなことをぐだぐだブログに書くのですから、衆院選出馬に対して県民にNO! と突きつけられたことがよほどショックだったのでしょうか。

 知事選当選以来、順風満帆で、意気揚々と自信たっぷりに行動してきて、ここで初めて挫折かな?

 でも、感違いをしてはいけません。

 宮崎県民が圧倒的な支持率で応援してきた意味を分析して県民の期待を予想し、今後の指針の1つとする洞察能力、または探求しようとする能力が、今こそ東国原知事に必要だ、ということです。


 

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 *追記;今日のasahi.com。中山成彬前国土交通相が、「どうしても衆院選に出てくれ」と東京都内で開かれた九州横断自動車道延岡線(熊本県御船町―宮崎県延岡市)の建設促進大会でのあいさつで呼びかけたらしい。

「  …… 中山氏は、自身の国交相辞任から東国原氏の国政転身まで「自民党が(衆院選で)勝つため」に仕組んだ「自作自演のシナリオ」と表現。東国原氏に「と にか く出て、全国の(自民党)候補者のもとに行ってほしい」と要望し、小泉劇場ならぬ「東国原劇場になることを願っている」と語った。また、宮崎の道路建設を 求める女性団体が7日、東国原氏に国政転身を要請したことについて「私が差し向けた」とシナリオの一つであると暴露した。

 ……」

 宮崎の道路建設を求める女性団体とは、ガソリン税等の暫定税率の時もピンクの法被を着て大騒動した方々でしょうか?

 

政治屋October 4, 2008 3:01 pm
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この秋、民放各局がお笑い番組に見切りをつけ始めたとか。
 ちょっとほっとしてます。
 求めずとも目や耳に飛び込んでくるあの騒々しさが多少でも減るのは、やっぱり快い。

 あのテレビの喧噪の中から生まれたきわどさに感覚を刺激されて、人はつい目を向けてしまうのでしょうか。

 俗物臭、生臭さがぷんぷん。

 一昔前の縁日に立ち並ぶ見せ物小屋が醸し出すいかがわしささえ感じさせるのは、なるほど政治の世界とも通じ合うのか、と辟易しながらも認めざるを得ない、ジャパン・ドリームをその手で掴んだ元芸人。

 誰のことかといえば、東国原宮崎県知事。

(横道に逸れますが、「ひがしこくばる」と「原」を「はる」とか「ばる」と読むのは九州です。現代でも掃除の「掃く」について「はく」ではなく「はわく」と言ったりするのを耳にしますが、語源はどこなのでしょう?)

 まがまがしさを漂わせながら愛嬌を振りまき、それでいて相手の異論反論を許さぬ強引さは都知事・府知事とも共通していていますから、以下のようなニュースにも特別驚くことはありませんでした。

「じゃあ知事になれば」東国原氏逆切れ 宮崎県議会一般質問 議長が注意 謝罪

9月27日西日本

  宮崎県の東国原英夫知事は26日、県議会の一般質問で「知事は『マニフェスト達成はおおむね順調』と言うが、私なら『厳しい』との表現にする」 と述べた 議員に対し、「私だったらと言うが、そういう(知事の)立場におなりになったらどうですか、じゃあ」と発言。議長から「議会には品位がある。挑発的な答弁 は控えてほしい」などと注意され、発言を撤回、謝罪した。
 ……                             

 9月25日に宮崎県庁で次期衆院選での「中立」を宣言したこの方は、民主党が「予算の総組み替え」により22兆円を捻出するという政策に「財源の根拠が ない」と疑問符を付け、「聞き心地のよい文言を並べるだけでは、優秀なマニフェストとは言えない」とくぎを刺したばかりですからね。

 さらに計算高さはいわずもがな。

東国原知事後援会、支払い前のパーティー券に領収書同封  

2008年9月6日6時59分 asahi.com

  宮崎県の東国原英夫知事の後援会が12日に開く政治資金パーティーで、後援会から有権 者や県議らに届けられたパーティー券に領収証が同封されていたこと が5日、わかった。県議らは事前に代金を支払っていたわけではなく、「無料招待券なのか」「カラ領収証では」と困惑気味。日付とあて名は空欄になってお り、税法の専門家は「領収証の要件を満たしておらず、不適切」と指摘する。後援会側は「当日の作業の簡素化のため」と説明している。


 パーティの料金は1万円。45人の県議の大半に届けられ、配ったおよそ1,000人全員に領収書が添付されていたらしい。

 そうしたパーティを昨年5回、今年6回開いたが券は1枚5000~1万円で、1回当たり200~1000枚をさばいたのだとか。

 その結果6,000万集金。

<政治資金>東国原・宮崎県知事 パーティ券で6000万円集金/「脱談合」の建設業界からも

9月30日 毎日

 宮崎県の東国原英夫知事が昨年1月の就任後、11回の政治資金パーティーを開き、約6000万円を集めたことが分かった。30日、県選管が公表した政治 資金収支報告書によると、購入先・引受手には個人のほか、建設業界や各種経済団体、県内有力企業が並ぶ。東国原英夫知事は「特定の政党に入っていないが、 政治活動には資金が必要。さまざまな人と広く意見交換をするためにもパーティー方式での集金を取った」としている。

 何なのでしょう、これは? 

 目新しい知事として県民を狂喜させてきた人だけれど、ごく普通の、旧来の利権政治家とちっとも変わらないですね。

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政治屋September 30, 2008 1:42 pm

うわあ、お次はこの方か。。

 自民党総務会長笹川堯氏。

 30日、米下院が金融安定化法案を否決したことについて、

「下院議長は女性でしょう。やっぱり男性とは一味違うような気がする、リードが。それで破裂した」

 としゃべったらしい。

 日本では、石原都知事を初めとするセレブたちの女性への暴言が大目にみられてきましたからね。それどころか、かえって煽る向きさえありました。
 つい、口を滑らした、ということかもしれませんが、日頃からの女性に対する姿勢がよく表れた発言でした。

「破裂した」という表現も、女性を馬鹿にしているだけでなく、この方の少々下卑た人間性が表れている気がします。

 こうした言葉を発する人間が“選良”とさえみられることを思い出すと、なんとも嫌な気分。

 日本では‘これくらい’と許されることでも、米国ではそうもいかなそう。 
 
 わたしはやりぬく、とテレビCMでアソウ氏が訴えていたけれど、この調子でやりぬけるものでしょうか。

  
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政治屋September 29, 2008 1:41 pm

言いたい放題の中山成彬氏は大臣を辞任し、アソウ総理は28日夕方の会見で中山国交相に対し「怒りをあらわにした」と伝えられている。

 でも、ほんとうに怒っていたようには思えない。
 なぜって、アソウ太郎氏も中山成彬氏も同じような感覚と考えの持ち主だと思うから。

 腹の中では、よく言ってくれた、と拍手しているのかな、と思ったり。

 どうもアソウ氏は総裁就任後、これまでのイメージとずいぶん異なる姿を見せているように感じられる。

 早く言えば、やたらとよそゆき顔なのだ。

 国連総会での演説で拍手を求めてしばし言葉をとめ、その後のしてやったりの笑い顔は、総理の地位を手に入れた喜びに輝きながら、国外というよりむしろ国内に向けてのアピールのように受けとめたけれど。

 で、それ以後、テレビに登場するアソウ総理の顔はやけにしかめっ面。
 まるで、笑い顔を見せてはいけません、とでも言われたように、眉間にしわを寄せたようなお面をかぶっているみたいで、思うところあることを隠しているような怖さがある。

 所信表明演説には、そんな衣の下の鎧がちらちらと見え隠れしていなかったかしら。
 
・わたしの前に、58人の総理が列しておいでです。118年になんなんとする、憲政の大河があります。

・日本は、強くあらねばなりません。 強い日本とは、難局に臨んで動じず、むしろこれを好機として、一層の飛躍を成し遂げる国であります。

・(幕末の)わたしども日本人と は、決して豊かでないにもかかわらず、実によく笑い、微笑む国民だったことを知っています。この性質は、今に脈々受け継がれているはずでありま す。蘇らせなくてはなりません。

・先の国会で、民主党は、自らが勢力を握る参議院において、税制法案を店晒(たなざら)しにしました。その結果、2カ月も意思決定がなされませんでした。

 …… 

 与野党の論戦と、政策をめぐる攻防は、もとより議会制民主主義が前提とするところです。しかし、合意の形成をあらかじめ拒む議会は、およそその名に値しません。

 「政治とは国民の生活を守るためにある」。民主党の標語であります。議会人たる者、何人も異を唱えぬでありましょう。ならばこそ、今、まさしくその本旨を達するため、合意形成のルールを打ち立てるべきであります。

・(日本経済の立て直しには)3段階を踏んで臨みます。当面は景気対策、中期的に財政再建、中長期的には、改革による経済成長。

 等々訴えながら、最後は「日本経済は全治3年、と申し上げます。3年で、日本は脱皮できる、せねばならぬと信じるものであります」と締めくくる。

 118年になる「憲政の大河」と綺麗な言葉でまとめて、現行憲法と明治憲法を同列に置いたことに、拍手する向きもあるだろう、と思う。

 一度は否定された明治憲法の復権の試みのひとつかな。

 でも考えてみよう。

 現行の日本国憲法が公布されてから、もうすぐ62年、施行から61年。

 その間、私たちは今の憲法に守られてきたのだ、ということを。

  そして幕末の日本人は、貧しくともよく笑った、か! 

 物価上昇、格差拡大、医療・福祉制度後退、まっとうに、まじめに働く人にとってなんとも生活が苦しく生きがたい人たちが増えても、とにかく笑え! と言われているようだ。

 アソウ太郎氏のお仲間たちは、しきりに、日本人の心を取りもどせ、とか、取りもどそう、とか訴えている。
 たぶん、そうした言葉に惹かれたり、心地よさを感じたりする人の共感を計算してだ。
 この情緒に訴える表現の裏に隠されている鋭い爪を、どれだけの人が感じ取るだろうか。

 民主党が参議院で店ざらしにした税制法案って、ガソリン税などの暫定税率 維持を含む税制関連法案のことかな?

 野党の反発するガソリン税・軽油税の暫定税率を10年間維持する案を牛肉やビールなどの輸入関税の軽減措置、住宅や不動産に関するの軽減措置と一緒くたにして一つの法案にまとめたのは政府と与党の戦略だったのじゃなかったのかな?

 ガソリン税・軽油税の暫定税率の10年間維持には圧倒的に多数の国民が反対していたので、わざと期限の切れる減税措置を図るその他のものと一つにして、この法案を通さないと“損”をしますよ、とポーズをつけたのじゃなかったかな。

 増税延長と減税延長を一つの法案にしてしまうという奇妙な法案を政府自らの手で提出したのは、恥ずかしくないのかな。 
 
「被災者生活再建支援法改正案」など与野党修正合意により多くの法案が成立したという事実もあるのにこの言い草は、やっぱり民主党に喧嘩を売ってるのかな?

 都合が悪くなると審議を打ち切り強行採決する国会運営は、アソウ総理が胸をはって誇れることかな?

 耳に快さそうな言葉を羅列して始まった所信表明演説だけど、よく読んでみればコワイ。

 それにしても、

 わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽をいただき、第92代内閣総理大臣に就任いたしました,とは。

 総理って、かしこくも、ぎょめいぎょじをいただき、と所信表明を始めるものなのだろうか?

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政治屋September 28, 2008 1:40 pm

外交下手の日本の切り札がファーストネームの呼び合いなのかしら? と目が点になったニュース。

「これからは『ヒロ』と呼んで」。
 中曽根弘文外相は26日のライス米国務長官との初会談でこう語り、親密な関係づくりに努めたとか。

 ジョージ-ジュンイチロウとか、ライス-マダム・スシを持ち出すまでもなく、中曽根氏の父親が、かつてロン・ヤス関係を作り上げて悦に入ってましたね。

 小にくいテクニックよね(恥ずかし~い)。

 中曽根氏が会談の最後に「いつでも電話で連絡がとれるようにしたい」と伝えたところ、ライス氏は、「自分のことは「コンディー」と呼んでください」と応じたんですって。
 コンディー-ヒロか……ライスさんは、思い通りになるなら、お安いご用よね。
 
 しかし、コンディーさん、来年はどうなるかわかりません。オバマ氏が大統領になれば当然今の職に留まってはいられないでしょうし、仮にマケイン氏になったところで、交替じゃないでしょうかね。

 いわば、あと3か月の国務長官。
 ファーストネームで呼び合うことがアソウ氏長年のテーマ“価値観外交”の戦略の一つだとしても、たったこの先3か月しか通用しない手ですよ。

 いや、それだけあれば十分……かもしれません。

 さて、26日の産経。

「  小泉純一郎元首相が政界引退を固めた直接のきっかけは、麻生太郎首相の圧勝に終わった自民党総裁選にある。今回の総裁選で、小泉氏は自らが主導した構造 改革路線が党内では歓迎されなくなった現実を確認した。党外に活路を求め、政界再編に走る手もあったが、そこまでの気力は今の小泉氏には残っていなかっ た。

 …… 」

 まあ、産経に限らずそんな論調が多いけれど、“失意のコイズミ純一郎”を演出する必要はないと思う。

 引退と次男進次郎氏が後継になることについては以前から言われていたことではなかったかしら。
 
 そのために、次男をコロンビア大学院と米国有名シンクタンクに預けて箔を付けさせたわけだろうし。

 このコイズミJr.について、「きわめて有能だと思う」とアソー氏は評したようですが、この言葉からは父親に代わってコイズミ進次郎を自民党の宣伝に使おう、という思惑がちらほらみえてきます。

 また、進次郎氏のアメリカ遊学成果はかなり疑わしい話しではないか、ととれる記事がこちら

 コロンビア大学院入学について、そこでは以下のように言われています。

「米 国の大学院は英語力や学部時代の成績以上に、推薦状が大きな力を発揮します。進次郎氏ならば政治家や著名な学者の推薦状をもらえるでしょう。ま た、“コネ入学”ではなくても父親が総理在任中の留学ですから、大学にとっては日本の有力者との人脈を築くためにも、ぜひ確保し たいという思惑はあるでしょう」

 ブッシュ・ジュニアのハーバード・ビジネススクール入学についても、霍見芳浩氏がそうした枠で可能になったものであることを証言していました。

 シンクタンク就職については、thetheさんは以下のような評。
 
「……
た だ進次郎氏が英語ができたとしても、この研究所の仕事についていけるかは疑問です。おそらく他の日本人職員がメンター(指導教授)につくと思いますが、 彼が2008年までにどのような論文を発表するかなどに注目したいと思います。まあ借りにできなくても、アメリカが仕込みを入れるために、入所させたと考 えれば別に不思議ではありません。ただし小泉首相のポピュリスト的な手法は、上記の大物達のお気に召す所では間違いなくないはずなので、政治的な思想は、 小泉首相とは異なったものになっていることでしょう」。

 このシンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)での小泉ジュニアがマイケル・グリーン氏と共同で書いたという論文についてはジャパンハンドラーと国際金融情報さんのこちらに記事が。

「マイケルもこんなJr.の指導係を引き受けさせられて大変だなあと思います」

 とジャパンハンドラーと国際金融情報さんは言われていますが、一番大変なのは、“人気者政治家2世”として彼を押しつけられる私たち日本国民かもしれません。

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